つかえる

おはようございます。

今日は「小寒(しょうかん)」寒さが本格的になります。今朝は余り冷え込んでいませんがお大事下さい。
私は仏に仕えています。ただただ仕えているだけです。寒くなろうが、厳しい暑さであろうが仕えているだけなのですが、ありがたいことに多くの道連れ、同志になってくださる方ができたことに感動しています。喜びに出会えたのです。
事も「つかえる」と読みます。「仕」も「事」も「つかえる」ことなのです。つかえることが「仕事」です。何かを得ることが「仕事ではない」。
花が咲けば散り、実れば落ちる、そして又芽吹く、この繰り返し、この事実、道理を知らず、何かを得るためと考えていては苦しいだけの人生です。
無心に「つかえますと、どんどんつかえることを多くするのです」。これは不思議でも何でもなく、自然の道理がそのようになっているのです摂理です。大地は「万物を育むように」、大地には季節事に種蒔(たねま)くものは違いますが、必ず「大地に依(よ)らなければ物は育たないことを農家の人は知っているのです」。
社会も企業も、「人によって社会になり」「人によって企業となる」ことを知っているのです。だから「つかえる人を頼りにするのです」。
武田信玄は「人は石垣、人は城」と言いましたが、ダメな人は石垣とならず、城ともならず、石垣(人を守る)になろう、城(皆さんの拠り所となる)になろうという思いがなければ石垣にも城にもなれないのです。その証拠に、「仕える事ができない人は会社を辞めていきます」。
仕えますと、何が素晴らしいかといいますと「つかえるという長い間に才能が開花されることです」。一時の才能よりも、「長くじっくりとやっている人に世間は応援したくなるものです」。そして更に又「チャンスという己を高めるチャンスがもたらされるのです」。仕えることは「才能であり」才能は「エネルギーであり」エネルギーは「オーラとなるのです」。仕える功用にはとてつもないものがあるのです。
比叡のお山で「ポストにベスト」を教えていただき、初歩から、一番簡単な初歩から仕える事を教えてただき、目の前の事を繰り返し繰り返し来る日も来る日も無心にやっていましたら、「ある日見えたのです」「前後があることが見えたのです」。物事は「独立してあるのではないということです」。
その日から「楽しさが広く大きくなったことを覚えています」。「なぜこの物が、ここにあるのかを感じられたのです」。その日から徹底して、少しずつ「仕える事の幅を広くしていったのです」。仕える事は「喜びだ」ということを知った日でした。
どこのどんな会社に行ったとしても「つかえること」が自然なのです。今日から厳しい寒さに向かいます。自然にも四季があるように人生にも四季があるのです。今日一日の中にも四季はあります。今日も縁を楽しみましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
☆可憐でも人の目を引きます。私たちも小さな花を咲かせましょう。