対人関係を良好に

おはようございます。

「にんげん学」神戸初講座「論語を読む」新会場でのスタート、ご出席の皆さんありがとうございます。スタートにご出席いただける、感謝いたします。
良いですね、終われば「坊さん居酒屋に変身」いろいろな方と論語の話しが楽しくできます。これが本当の勉強かもしれません、来月もよろしくお願いいたします。
来月の開催日は2月28日(火)です。開講日は一定していませんので、開講日に気をつけてください。来月又お会いしましょう。
人間関係の要の一つ、論語はすべて対人関係を良好にするための教え、公冶長(こうやちょう)第5-12に「子貢曰(しこういわ)く、我れ人のこれを我れに加えんことを欲せざるは、吾れ亦(ま)たこれを人に加うること無からんと欲す。子曰く、賜(し)や、爾(なんじ)の及ぶ所に非ざるなり。」
訳「子貢が「自分がしてほしくないと思っていることを強要されるのは嫌なので、私も自分がしてほしくないと思っていることは他人に強要しません」といった。孔子は「賜よ(子貢)よ、それはとてもお前にできることではない」と答えた。」
いかがです、孔子は弟子の子貢に対してお前には難しいことだと言っています。難しいことですが、これはきっと「奮起を促した言葉でしょう」。
「自分にとって不快なことは他人にもしない」とても大切なことです。若いとき経験の浅いとき、又つきあい始めの頃は謙虚に振る舞い、不快にならないように気をつけますが、経験を積んだり、先輩格になったり、おつき合いが長くなったり、指導的立場になったりしますと、ついつい言わずもがななことを言ってしまい、不快を生じさせ、人間関係に亀裂を生じさせたり、言ってしまった後で後悔し、臍(ほぞ)をかむ(「春秋左伝」にある。荘公(しょうこう)六年から。自分のへそをかもうとしても及ばないところから、後悔する。すでにどうにもならなくなったことを悔やむ。あとで悔やんでも遅い)ことになりかねないのです。
不快に感じること、してほしくないと感じることは日常の中で意外と多いのです。悪口や、不平不満をいう、理不尽なことで怒る、欠点ばかりを見つけるなど、挙げればきりがありません。
不快に感じることを言わないために、どのような意識、心を保つことが大事となるのでしょう。それを孔子は「恕(じよ)」「思いやり」を持てと教えたのです。どのような思いやり、恕でしょう。それは「相手の立場、視点に立って物事を見ることだ」と言っています。そうすると「相手がされて嫌だと思うことが見えてくる」のです。
不快な事ってどのようなことでしょうか?。悪口をいう、不平をいう、いじわるをする、欠点ばかりをみつける等々でしょうか?。
相手の立場になれば、自分が嫌なことは人にしないようにできるようになります。自分が嫌なことは当然人も嫌なことです。嫌だなと思ったことをしないようにすれば、対人関係が良好になると教えます。
だからこそ「頭で考えたり、口でいうのは簡単だが、行動に起こすことの難しさを忘れてはいけないのです」。
今日から気をつけましょう。素晴らしい言葉、愛語、優しい言葉をかけてお過ごしください。素晴らしい一日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
☆Mさんから手編みの帽子とマフラーのプレゼントをちょうだいしました。


☆ご出席の皆さんありがとうございます。南薩摩旨いもんキリシマ山荘さん、ごちそうさまでした。ありがとうございます。来月もよろしくお願いいたします。

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最後の〆の卵かけご飯の玉子の黄身が二つ、今年は良いことがありそうです。