人生には苦しみが必要

おはようございます。

二十日の大寒は寒さがましでしたが、昨日今日とやはり大寒らしく厳しい寒さですお大事下さい。
自然に厳しさが必要なように、人生にもやはり厳しさが大切です。誰しも厳しいのは避けたいものです。が、そうはいかないのが人生!。
人生を歩む上において「失敗は避けられないのです」、当然あることなのです。人生を設計し歩んでいくわけですが、その通りに歩めば成功は間違いがありません。それと同じように、私は人生設計図の中に、「書いてはいませんが、失敗も最初から含まれているように思うのです」。それに気づくべきだと私は考えています。
心学の多くの書に「失敗を糧に」という教えがあるように、最初から人生の設計図に「失敗も入っていると気づいた人間が一歩ずつ成功への階段を上がっていくのです」。そして、そういう人を見て勇気づけられる人も出てくるのです。又、そのような人をお手本とする人も出てくるのです。
多くの人は目の前の失敗をマイナスにしか受け止めなかったり、人生をあきらめたりしがちになります。しかし、起きたことをあとでふり返ってみたら、「あーそういうことだったのか」と「腑に落ちる経験を、誰しも一度や二度はしているのではないでしょうか」。
自分の人生を「より本来的な形で生かせるように失敗があるのだと私は考えています」。いかがでしょう?、皆さんは、どう思われますか?。
これに気づかず「なぜ今までのやり方がうまくいかないんだとイライラしたり」「やっぱり自分に才能なんてないんだと思い込んだりすると、負のスパイラルにハマってしまい、せっかく今まで築いてきた人生を台無しにして終いかねないのです」。
「失敗は自分の未来の設計図をより確かにし、生かすためにある」と考えるべきです。ある意味「人生には失敗が必要なのです」。なぜか?
一番「自分が苦しいところ、辛いところに立ち向かいませんと、本当の自分の確立はならず」「自分のものでない人生を生きることになるのです」。これではいけません、「なおさら嫌な思いで生きることを自分で仕向けていくのです」。
それが先日書いていますように勤(つと)めるが「勤(つらい、苦しむ)」となる、イヤイヤ毎日を送ってしまう。
また、人生で何の苦労もしていないと「薄っぺらな人間になってしまいます」。悲しみや苦しみを経験したことがある人は、「人間に深みが生まれ、同じ悲しみ苦しみを体験した人に共感されたり、応援されやすくなるのです」。
人生の悲しみや苦しみ、病気や不運は、「その人にとって自分らしい最高の人生を送るための仕掛けとして必要だからあるのではないかと思います」。
大寒に思うところでした。今日も何か厳しさを感じたら、「自分に必要だからある」と考え努(つと)め楽しんでください、良い休日を。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
☆心華寺の庭の梅です。