価値を創造する

おはようございます。

昨日入山しましたCMA様主催・第209回「リーダーシップ実践禅寺合宿研修会」一泊二日ご参加の皆様昨日はごくろうさまでした。なれないことに懸命に取り組んでいただき感謝いたします。夕方までご精進ください。
学びは人のすばらしさを知るためです、それと自分を知ることです。自分磨きをすればするほど「自分を知り」「人のすばらしさを知ります」。それが嬉しいことです。
人生は人様との勝ち負けではなく、自分に勝つこと、昨日の自分を超えることだと考え日々暮らしています。「勝ちて、美とせず」という教えが老子にあります。勝つことは必ずしも美しいことではないという考えです。
会社、社会で暮らしていれば、必ず上下はあります。価値観も違います。先日書きました「松無古今色 竹有上下節」「平等即差別 差別即平等」の世界。年齢も、性別も、知識の有無、技術の有無等々が現実として存在します。このことは真摯に認め受け止めなければいけません。
勝つということも、素晴らしいことだとも思っています。永年の努力が実って勝利を勝ちとる、目標を達成することは、最高の快感であり、満足でもありましょう。
一方で負けるということぐらい、みじめで悲しいことはありません。ただし、「負けた場合には、反省があります」。なぜ負けたのか、なぜ失敗したのかを見きわめて、「あたらしく自分を展開して、つぎに勝つための一歩を、踏み出していけます」。挑戦に終わりはないのです。
これに対して、勝ったものは、名誉を手にして、大いに得意になってしまうきらいがあります。仰々しく振る舞ってしまったりしてしまいます。そうなりますと、いままで勝利を祝ってくれていた人たちが、陰で悪口を言うようになるのです。勝利した方も、祝ってくれた人、双方共の人間のいやな部分の一つです。
勝っても、「謙虚であれば、さらにもう一歩前進していく若々しい気持ちも生じてくるのです」。
「勝っても誇らない人は美しい」。勝つことだけが美しいのではありませんし、上に立つことが美しいのでもありません。どんな境遇にあっても「価値を創造していくことが美しいこと」だと私は思っています。
研修生の皆さんに、いつもお話します、社会において、「会社や社会の価値観と」、「自分の価値観を大切にすることを両輪として大切にしてほしい」とお話しします。「差別即平等」だからです。
CMA様主催・第209回「リーダーシップ実践禅寺合宿研修会」一泊二日ご参加の皆様夕方までご精進ください。
今日これから入山いたします「M&Uスクール」受講生の皆さんお気をつけて入山ください。お待ちしております。週末の土曜日創造的な一日を送りましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌