孝行が平和を

おはようございます。

昨日の一宮入りは新幹線で名古屋に、そこで従来ですと東海道線に乗り換え尾張一宮と、乗り換えがスムースなのですが、昨日は早朝に東海道線西岡崎安城駅間で発生した踏切事故の影響で運転見合わせ、名鉄で一宮に入りました。初めて乗る電車、ワクワク楽しみながら乗ってきました。
そんなこんなで「にんげん学」一宮講座「新・論語を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。修養することは楽しい。何故楽しいかといいますと、人のせいにしない、行き詰まったとしても、人生の「辞書としての論語がある」。「心の身だしなみを整える鑑としての論語がある」、何かあれば論語をひもとけばいいのです。
人生を歩む上に於いて安心の材料です。いつも心晴れ晴れとゆったりと一日の仕事に向かうことができます。それでこそ繁栄がもたらされます。
決して自棄を起こさない、人に当たらない、人間として人として人のせいにすることほど情けないことはないのです。
昨日は人生の基本は「家庭に在り」という孔子の教え。当にこの通り。最も身近な家庭、土台である家庭を大切にすることは人生の何ごとにも通じ、社会的責任も全うできる使命感の厚い人間性を日々養えるのです。いつも書いていますが、「繰り返さない人は一人としていません」。誰でも「日常の繰り返しで人生を積み上げています」。
何で評価してくれないの?、何で私を注目してくれないの?、という疑問は愚かな事です。答えは明快です「人を大切にしていない」「わがまま勝手に生きている」のです。
人間性を養う基本の話しが昨日の論語、為政(いせい)第2-21です。「子曰く、書(しょ)に云う、孝なるかな惟(こ)れ孝、兄弟(けいてい)に友(ゆう)に、有政(ゆうせい)に施すと。是(こ)れ亦(ま)た政(まつりごと)を為すなり。奚(なん)ぞ其れ政を為すことを為さん。」
訳「「書経」には「何よりも親孝行が大切で、親兄弟に篤(あつ)く接すれば、それが政治につながる」とある。政治(経営)の表舞台に立つ必要があるだろうか。」。
いかがですか?おわかりですか?、これは学問、教養、修養の大事は「家庭円満・親孝行にある」と説いているのです。学校に行き学ぶのは「親孝行が肝要と教えるのです」。身近な人を大切にしないでは学問とは言わないのです。社会の平和は「最も身近な家を大事にする基本から」との教えです。
孔子は「日常的に親に対して、「孝」を実践していれば、親兄弟から、地域住民、政治に至るまで「孝」の連鎖が広まる」と考えたのです。私もこのように思います。
身近なところから「孝」が広がり、国の政治も変わる「徳冶主義(とくちしゅぎ)」は、孔子が生涯理想としていた政治の考え方です。
したがって、親孝行できなければ、「政治の表舞台や、経営のトップに立つ資格はない」と考えていたのかもしれません。
親子関係の中心に、「孝」や「敬」をおいて接していくことです。それを親子代々継承していけば、家庭だけでなく、地域も、社会も「孝」や「敬」が広がるのです。
先ず学んだ私たちが率先して「家族を大切にしましょう」。人生の土台が家庭、その安定こそ大事。今日は週末、家を大切にということにお時間をとってみてはいかがでしょう?。
今夜はそんな夜に「にんげん学」東京講座「第4回・老子を読む」。会場でお会いしましょう。老子と共に素敵な一時をご一緒しましょう。皆様の一日が幸せでありますことをお祈りいたします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
☆「にんげん学」一宮講座「新・論語を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。

かに屋さん、ごちそうさまででした。いつもわがまま勝手を言って、美味しいお料理ありがとうございます。




☆お昼に素敵な中華レストランでいただきましたので、勉強会はパワーアップです。






ごちそうさまでした。