体の爽快感が

おはようございます。

「にんげん学」東京講座「第4回・老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。アクシデントがありましたが皆さんのご協力で無事開講できました感謝いたします。ひな祭りの昨日、銀座も何かしらひな祭りらしい雰囲気が漂っていました。老子第4章。
「体(からだ)は人を天へとつなげる系(いと)である
心は、体によって天へとつながる
爽快な体は
爽快な心を作り
爽快な運命を形作る
人生が思うようにゆく人であるかどうかは、快感覚力で決まるが、快感覚力を体得する一番の近道は、体本来の働きを会得することだ。
体は本来、爽快なものであり、すべてを知っている。心という陽と、体という陰は、相補完し、抱いた陽によって背負う陰はきまり、背負う陰によっても抱く陽は決まる。
天へとつながる体には、体の真中心のエネルギーがしっかりと流れる。リーダー的ポジションに立つ人物は、ゆったりとした体、まっすぐな背筋をもつ傾向があるという統計がある。天意を得るほど人を掌握する証拠である。宇宙的認知は、陰陽を結ぶ体の核、中心軸で決まるのだ。
「体に爽快なエネルギーなき人の知は、むしろその知ゆえにそれにとらわれる。」
爽快次元にある人は、知を超え、光を放つ。光の世界を認知できない人の中にあっても、光の人は、そんな彼らを批判することなく、同じように歩き、同じように会話し、教えずして、光ゆえに、人の導き手となる。それが爽快次元にある人の特質だ。
其の光を和らげ、其の塵に同ず。」
いかがですか?第4章、体の爽快感はどうすれば感じるのでしょうか?老子は「無知無欲」を教えます。無知無欲は「背伸びをしない」(背伸びなど数分しかできない)「ジャンプをしない」(何度もジャンプなどできない)「争わない」(勝つとは決まっていませんし、勝ったとしても不安が増すだけ)。
徳に目覚めればいいのだ、できることやれば爽快なのだと、あっさりと教えます。
人に勝ったとしても豊かで安心な人生など来ないのです。そんな無駄なことをするな、自分を豊かに「徳・できることを淡々とやりなさい」。「ポストにベスト」できることしか「天、社会はあなたに使命を与えないのだ」というのです。背伸びせずゆったりと安心して暮らしましょう。
偉大な人間は和光同塵、目立たないぞ、と老子はいいます。週末の今日、良い一日をお過ごしください。明日は第一日曜日、心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」午前10時からです。おまいりください、法要後は楽しい歌も一緒に歌います。お待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
☆「にんげん学」東京講座ご出席の皆さんありがとうございます。


☆ぶら和尚で、豊島区立雑司ヶ谷旧宣教師館に行きました。



同館の中に大正時代に児童文学の普及と向上を目指した「赤い鳥コーナー」もあります。文学の素晴らしさ重要性を改めて実感しました。