人の振り見て我が振り直せ

おはようございます。

いろいろな方を拝見し、「このように生きよう」と決めたことの一つが、世間でよくいわれています「人の振り見て我が振り直せ」。この「あり方が一番いい」と思ったからです。
何でこのように思ったかといいますと、簡単なことで、誰でもイヤな人とはつきあいたくありません、好かれることは無理としても、嫌われることはしたくないと思うからです。
世間には「好かれるために」とか、「人間関係をうまく運ぶために」等々の本が山積みされて売られています。本を読むことは素晴らしいことですが、自分の心、感情に素直になり、イヤな人間にならないために、「人の振り見て我が振り直せ」。
知識の少ない私でも感情はあります、心はあります。感情、心で感じるイヤなことはしない、ただこれだけです。知識も能力も無い私が人様のイヤがることをやったら、誰も相手にしてはくれなかったでしょう。
私はいつも書きますように、学問を知識(いわゆる学校の求める合格点をとる)としなければ世間を渡っていけないと考えず中学2年生以降は過ごしています。
「してもらって嬉しいこと」「行動したら喜ばれたこと」そして上に書いた「人の振り見て我が振り直せ」で今日まで過ごしています。知識とすることは苦手ですが、不思議なことに「体が覚えたら話せました」、不思議です。
だから楽しい日々。もちろん、行動すれば「苦痛も感じます。辛いときもあれば、イヤだなと、やってから思ってしまうことはイッパイあります。寒暖も知っています。眠いことも、起きる難儀も知っています」。
「人様の言葉で一喜一憂し、心がぐらつくことも知りました」。だからといって「ポストにベスト」をやめようと思ったことは一度もありません。自分の「心の戻る場所がポストにベストだと思うからです」。
このようなあり方をしていたら「比叡山が眼に入り」「心学が眼に入り」、知識とするためにお山で修行したわけではなく、点数をとるために心学を学んでいるわけでもなく、楽しいから修行し、楽しいから学ぶのです。楽しくないことは続かないのです。私はこのことをイヤというほど体感、体得しています。自分の人生を嫌々過ごすことほど愚かなことはないのです。
そのためにも老子が説くように「不争」がいい、争わない。「人よりも」などと考えない。「褒められることも考えない」ことです。そんなことを考えずとも楽しく、己を高め、人にイヤなことをしなければ、自然ポストが与えられるのですから、ありがたいことです。今夜は「にんげん学」大阪講座「老子を読む」ご一緒に楽しく語り合いましょう。
今日も素晴らしい楽しい一日をお過ごしください。ありがとうございます。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
☆一昨日の法要です。華ローソクの揺らぎが素晴らしい、変幻自在、すべての人への大慈大悲の御仏のお導きの姿、護摩の火焔も同じ、私たちの災厄を焼き滅ぼしてくださいます。



Iさんによる健康ヨーガです。