孝行

おはようございます。

「にんげん学」一宮講座、対人関係の指南書「新・論語を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。
人生豊かに仕事も順調に楽しく運ぶには先ず家庭生活が安定していることです。家庭は人生生活の土台、過言ではありません。土台が不安定では立っていることさえ危うく、未来を考えることなど不可能、それ以上に今という大事な時を安心して過ごすことが出来ないのです。今一宮講座では「家族にまつわる論語」を一緒に学んでいます。
家は会社や学校に行き帰ってくるところ、いわば人生の循環する始点と終点。家に帰りたくない、会社に行きたくない、学校に行きたくないでは困ります。人生終始一貫することでなければ楽しめず、人様に信用は得られません。支離滅裂、行き当たりばったりの生活では何の喜びも生きがいも得られないのです。
家族のため、会社で仕事を精一杯勤めようと思えるのも、家族愛があればこそ。人は愛する人に尽くす、愛する人に尽くせることほどの喜びはないのです。
人生大切なことはいろいろありますが、その基本は家庭内での「孝行」。日常の中で繰り返し普段にできることが人間性を養い高め豊かな心を作ります。習慣は第二の天性、日々の繰り返しが「人格を形成している」ことを確かにすべきです。
孝という字は「老、先輩・年長者に子を合わせたもの」。孝は「老少の連続・統一」。この連続統一ができておればこそ、親子の断絶、上司部下の断絶、不登校・引きこもり等は起きません。
今の親は子に孝行を薦めてはいるが、自分が親孝行を忘れている、これがよくない。心学を修めない、心を修めない。自分の心が一番如何ともし難いものなのに、浅はかなことに何とでもなるというようにあまりにも心というものを軽く考えている。だから親子の断絶が起きる。昨日も書いていますが、必ず誰かをお手本とし精神を継承してこそ成長していくのが人間です。家庭の中の精神の連続・統一が大事です。精神を継承する大事、守る大事。
子供や後進の人と断絶が生じないために何が必要かを知らない。断絶をしないための方法を学ぼうともしないでは困ります。
断絶しない方法が「孝行」です。親子連続して「一つに結ぶもの」それが「孝」。先輩・年長者の一番の代表は「親」。この「親子の連続・統一」を表すことを主とするのが孝行です。
親子の共通の連続・統一を失ってしまうから断絶が起こり、親の言葉が軽んじられ、家庭の進化、進歩も平和安泰もなくなるのです。ここに「心学の重要性」があります。心学を修めていますと、先ず率先垂範して自らが親孝行を行いお手本を示す暮らしを為すのです。
子供に向かい云々を言う前に、善を責める前に、自身が親孝行、統一の連続性を言葉ではなく行動で示せば家庭は安定するのです。安定感があればこそ楽しくも、進化成長もできる家族ができていくのです。
今日も家族を尊敬し愛する楽しい一日を過ごしましょう。
今日は、心に華を咲かそう会・第15回中部地区チャリティゴルフコンペを開催します(愛知県春日井市「オールドレイクゴルフ倶楽部」)。本年も「社会福祉法人恩賜財団済生会支部愛知県済生会。愛知県青い鳥医療福祉センター」様に皆様のチャリティ寄金をご寄付させていただきます。参加者の皆さんお気を付けてご来場ください。お互い優勝を目指し楽しくプレイをしましょう。ゴルフ場でお待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
☆季節の花は、心に華を咲かせます。



☆「にんげん学」一宮講座、対人関係の指南書「新・論語を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。来月もご一緒に学んでください。