真の学び

おはようございます。

九州地方の皆さん昨日からの今までに無いような豪雨、お見舞い申し上げます。ご無事をお祈り致します。
私たちの世界は日常が修行になっています。衣食住、衣は暑さ寒さをしのぎ、身を守るためで飾るためではありません。食は身を保つため、好き嫌いを言いません。住も雨露、寒暖から身を守るため豪奢な家を欲しません。
私たちが迷い悩むのはとらわれです。美醜、上下、貧富等々。上記のような暮らし、小欲知足の生活をすれば心豊かに安心しイキイキと暮らせるのです。
学校生活も会社生活も優劣で人を計り、人間をダメにしているのが事実です。人は優劣を嫌い、影でこそこそと不平をいいながら暮らし、鬱憤をためた生活をしています。
子どもを賢く育てるのが教育の目標でしょう。このことは誰しも正面から異議を唱え反論しないでありましょう。
それが例え、建前であったとしても、現実はどうでしょう。現実の学校社会、学校生活、社会生活はどうでしょう。この建前通りになっているでしょうか?。一人の子どもも落後させること無く毎回授業を進めているでしょうか?。
以前からですが、学校では優等から劣等に一直線に序列をつけ、優等生をちやほやし、劣等生をおとしめる選別の機関になっていないでしょうか?。
今現在の子どもたちの大半が学校の授業に取り残されているのが現状では無いでしょうか?このような事実があったとしても、教育界、政界が驚かないということが私には驚きです。親も不平不満を持ちながら何もしないということが驚きでもあります。
この事実は食べ物、給食で言えば消化不良を起こし、大半の生徒が体調を崩していると言うことでもあります。このようなことが学校で起きた場合、大問題になるはずです。
大問題になれば、食材、仕入れ先、調理方法、調理人まで徹底して調べられるはずです。ところが精神的給食ともいうべき授業で消化不良を起こしても誰一人驚かないという事実はどういうことでありましょうか?
それは学校教育という場がすべての子を賢くするという目標を事実上放棄して、何パーセントかの子どもが落後するのは当然で有り、その落後する子どもを切り捨てることを学校の任務としていると考えてしまうのは私だけでしょうか。
親も不平不満を感じながら、真実子どもを賢くするということをせず、世の中や先生に対し文句や不平をいうだけで日にちだけが経過し、不登校、ひきこもりの原因にしてしまっている、子どもが病気になれば病院につれて行くという当たり前のことを親御さんは行っています。
勉強ができずに消化不良を起こし子どもが事実苦しんでいる、悩んでいるのであれば、親御さんは上から目線で言葉だけで教えるのでは無く、親子共に教科書を開き学ぶべきです。判らなければ家族で解決すべきです。それでも判らなければ、誰かに問うことです。
教えてもできないのは、共にという親子の間の信頼関係が構築できておらず、もっともよろしくない、親子の心が離れてしまっているのです。これはいけません。
心学はこのような親子断絶、会社であれば上司部下が断絶するようなことが生じないための智慧が説かれています。家族の在り方、社会での自身の対処、会社生活での対応、学習態度、このようなことを心学は説いています。是非ご一緒に学びましょう。人の上に立つためでは無く、人として「どうあるべきか」の学びです。どうあるべきかを学べば自然リーダーとなるのです。
今夜は「にんげん学」一宮講座、対人関係の要道「新・論語を読む」。明晩は東京講座、人生充実の必勝の法「老子を読む」です。皆さん、親であろうが、上司であろうが、人の心、自分の心を学ぶことは、人ごとでは無いのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
☆先日の大般若経六百巻転読会でアークカラーのIさんのグループの皆さんが「三県復興(福島・宮城・岩手)希望のかけ箸」として箸袋を制作、復興支援チャリティを行って下さいました。当日も皆さんの暖かいお心をちょうだいしました、ありがとうございます。心華寺に在庫がございますので、どうぞ三県復興支援のために皆様にさらなるご協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
福島の磐城杉割り箸セット@500円。


一善@150円。

皆様の暖かいご協力をお願いします。
☆昨日の子ども食堂のメニュー「カレーセット」です。86名のご来店がありました。次回開店日は7月12日(水)です。当日のお昼までご予約のお電話を入れて下さい。0774-45-5561迄お願いします。小学生以下無料、中学生以上保護者の方は300円ちょうだいします。