親への服喪

おはようございます。

夜半に凄い雨音で目が覚めました、何ごともないことをお祈りいたします。今の時間(午前7時前)は小降りになっています。
「にんげん学」一宮講座・人心掌握法・対人関係の指南書「新・論語を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。
昨夜学びました孔子の考える「親への喪の服し方」考えさせられます。昨今は葬儀も「簡略化」されてきているように思います。「家族葬」として友人や知人親戚も呼ばずにという家族もあります。お通夜や葬儀を頼まれてまいりますが、寂しさを感じるときがあります。
一方、これは行きすぎではと思われる葬儀もあります。喪はやはり心から悼むことでしょう。
親が亡くなり喪に服すときの態度を孔子はシンプルに「親から受けた情愛を思いなさい」と教えます。親が愛情をかけてくれた時間だけ喪に服しなさいと、それが親への恩返しとなり、子供への情操教育にもなると教えます。
死は常であったとしてもやはり尋常なことではなく、動転するのが人情であります。そのような心的状態のとき、どうすれば良いのかの思いの形は大切です。
病気になったときには、寝ずに看病してくれたときもあったでしょう。日常でも遠足に行くときにでも、自分より早くに起きて朝食や弁当を毎日作ってくれました。学校や会社から帰ってくるまで親は心配します。
誕生、七五三、入学、進級等々ことある毎にお祝いをしてくれました。成人したとき、結婚したとき、子供が生まれたとき、いろいろ思い浮かべ感謝することが報恩であり、喪に服す態度です。
お世話になっただけ、親の死を思うことで、服喪も自然な行いで心静かにできるのです。私は毎日仏壇で手を合わせる度に両親やお世話になった方々のことを思い浮かべます。そのとき自然涙が溢れてきます。
両親が亡くなったときやお世話になった人が亡くなったときに、どこから湧いてくるのだろうかと思えるほど涙がこぼれ悲しくなります。
両親や大切な友人知人を失い初めて真の情愛を私は知ったようにも思います。皆さん服喪は大切です。大切だからこそ、人として今親孝行をしましょう。そして友を大切にしましょう。お盆を終え良いタイミングで喪の服し方を学んだようです。
来月9月の一宮講座は9月14日(木)。皆さんお元気にお過ごしください来月もお元気にお目にかかりましょう。今夜は東京講座、東京地区の皆さん会場でお会いしましょう。今日も大切に一日をお過ごしください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
☆「にんげん学」一宮講座・人心掌握法・対人関係の指南書「新・論語を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。

「かに屋」さん、ごちそうさまでした。