苦楽を重ねて

おはようございます。

今朝は博多のホテルで書き込み。昨夜は博多の師友と夕食を共に。人様のお話をお聞きする楽しい一日でした。先日も「一苦一楽」「一疑一信」という事を少し書きました。
苦楽を重ねて鍛えられてこそ本当の幸福が得られるのであり、長続きするのです。疑ったり信じたりしながら絶えず検証を重ねて知識が磨かれ得られるのです。このような知識が本物だと思っています。
このことは「師友の知識、人様の知識を取り入れる」ということです。同じ学びをしていても、それぞれ解釈が違うものです。「問うことは幸いなり」。世間には問わずして悶々としている人を見受けます。「問うことが苦手という人は無知になることを放置しているようなものです」。厳に戒めなければなりません。
問うことに苦手でなくなるにはどうすればいいのでしょう。「我を捨て、メンツを捨て、疑問があれば問いかける習慣を身につける」ことです。「気取らず、偉そうにせず、自惚れず、壁にぶつかることを恐れず、人に笑われても恥ずかしがらない」ことです。聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥です。
この習慣を続けて、豊かな人間性を養いたいですね。
人様に聞く、尋ねるという行為は、人様との親交を深めることにもなります。わからないことがわかるようになれば、人生は楽しいのです。
誰にでも長所もあれば、短所もあり、強みもあれば弱みもあります。ある分野では抜群の力量を発揮できても、どのような状況においても力を発揮できて、例外なく優れた成果を上げられるとは限りません。また、ある分野では優秀な才能を示すことができても、他の分野では見劣りするかもしれません。
だからこそ、仕事や生活を問わず、人様の秀でたところを多く学ぶ必要があるのではないでしょうか。こうでなければ、いろいろな楽しい分野の人と知り合えるという楽しさを放棄するようなものです。せっかくの人生、豊かに楽しくすごしたいですね。
人生話す一方、聞く一方だけでキャッチボールの無いおつき合いからは豊かさは生まれないのではないでしょうか、時には師となり、学ぶ者同士となり、仲間となり、欠点も長所も行儀良く理解できる、そんなホッとする同士がいい。理想でしょうか?、笑い合い、涙し合い、感動し合う仲間が仲間、理想ではなく、私の人生に必要な道中で出会った大切でかけがえのない師友です。
今日から8月最終週。じっくりと問う楽しみを味わい歩みましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。