疑えば愛が去る

おはようございます。

今朝も涼しい朝で気持ちよく目覚めました。毎日の日課があることが幸せである、という話を何度か書いています。日課を疎かにしているようでは何も得られません。日課がすべての事の手がかりであり、気づきの原点です。原点を大切に思えない人は、身近な人の信頼を損ない、せっかくのジャンプ台を損なってしまうのです。
師の言葉、教えを私は疑いません、経典に「疑えば愛が去り、信を失う」とあります。これは、教えを疑うこと、人を疑うことの「危険を示し教えたものです」。
御仏は私たちを疑いません、どんな人、何人をも信じ、衆生無辺誓願度とすべての衆生を導き救うことを誓っています。親鸞聖人はこの教えを大切に「悪人なおもて成仏す」と唱えます。
私は長年多くの皆さんと共に祈り学びを続けています。多くの人を拝見して思いますに「出世していく方や、地位を得ていく人は、度量の広い人です」。度量の広い人は「軽々しく他人様を疑うことがない」のです。「それは長所を見るから」です。
何故でしょう。「人を疑う気持ちは不健全な心の働き」「欠点を見る心」なのです。「すぐに疑いたくなる人は心の狭い人が多いのです」。
夢を手に入れる人、人生の階段を一歩一歩確かに上られる人は、「信の人であるのです」。人を疑う、教えを疑う気持ちは「人間関係の大敵です」。いくら評価されたい、努力しているといったとしても「教えに忠実、日課に真摯で無ければ」自ら人間関係を損なっているからです。
明日は第一日曜日心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」です。午前10時から厳修いたします。信じ愛の日、祈り愛の日。共に豊かになりましょう。素晴らしい週末をお過ごし下さい。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
☆一昨日の自宅前の夕景。