経営者の共通性

おはようございます。

今朝は神戸三宮におります。書き込みを終えて宇治に戻ります。昨日「にんげん学」神戸講座、対人関係の指南書・人心掌握法「論語を読む」の会場をご提供いただいております南薩摩旨いもん「キリシマ山荘」さんのマスターのOさんお骨折りで5年前に一度、そして昨日再び「全国ローソン・オーナー勉強会」の皆様にお話をさせていただきました。
素晴らしい経営者の皆さんだからこそ、さらに学び謙虚になろうということです。学ぶとは謙虚になることです。
謙虚でなければお客様の姿も見えず、声も聞こえては来ないからです。謙虚で無ければ日常の中での問題意識とならず、そこから学ぶという人間性にもできません。オーナーの方の共通性は実学を為されているところです。実学とは「現在の仕事や家庭で必要と感じている、何故と?感じることをそのままにしない学、さらなる工夫をする学、向上しようとする意識」。日常の問題意識をそのままにせず、現実から学ぼうとする姿勢です。
それは当然ベースがあっての話しです。土台がなければ、その上に何を積み上げて行けば良いのかは感じません、オーナーの皆さんの土台、心のベースは、仕事を通じての「社会貢献」です。これがなければ、存在の価値は無いのです。
講演の題材を、日常の問題意識を端的に捉え著しています、洪自誠(こうじせい)の「菜根譚(さいこんたん)」を土台にお話をさせていただきました。
私たちの心は、ころころと飛び跳ねます、飛び跳ねながら新しい縁に出遭い、自分に生かせればいいのですが、飛び跳ねて迷い返ってこず翻弄されてはいけません。
翻弄されることなく、新しい出会いから吸収するため心を確かにするのが「心学」。淡々と日々「心学の書を読誦する」ことで大いに周りの大切な事柄を吸収する「心のあり方、気のあり方」を菜根譚は教えています。心学によってできあがる「心の土台」です。己を過信、慢心せずさらなる柔軟性を保ち日常から学ぶ姿勢を強く出来るのが心学の素晴らしさだと長年読み続けていて思うところです。
「全国ローソンオーナー会」の皆様ご静聴ありがとうございます。周りの方々、社員の皆様を大切に益々のご繁栄をお祈り申し上げます。
明晩は「にんげん学」神戸講座、対人関係の指南書・人心掌握法「論語を読む」です。又明日神戸にまいります。明日もよろしくお願いいたします。今日も素晴らしい一日でありますことをお祈りいたします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
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