縁尋機妙

おはようございます。

天気予報通り、雨の今朝です。ありがたいですね、予報は、あらかじめ知ることで対策が取れる、学びも予めすることで対人関係に於いて対策が取れる、しかし「感情がベースの私たち」コントロールすることを日々学ばなければ徒となるだけです、用心下さい。今日もお気を付けてお過ごし下さい。昨日は午前中気持ちの良い晴れ間がのぞいていました。
講演から帰り縁尋機妙、多逢勝因、その実感を味わっております。幼少年期の苦悩、比叡山に入山、心華寺に入山、どれだけのご縁に導かれたことでしょう。
縁尋機妙(えんじんきみょう)良い縁がさらに良い縁を尋ねて発展してゆく様は誠に妙(たえ)なるものがある。
多逢聖因(たほうしょういん)いい人に交わっていると良い結果に恵まれる。
まさしくこの通りです。だからこそ、人間はできるだけいい機会、いい場所、いい人、いい書物に会うことを考えなければいけません。このように在るにはやはり先ず「日々学び。日々心学の書に親しむ」習慣が肝心、出会う前の姿勢、心構えを作ることが第一歩です。
学びは謙虚なる姿勢、この謙虚の生き様が人生には大切です。ただ頭の中で妄想の如く、良い出会いがないかな〜と考えていても、それは無理というものです。そのような思いは「我(が)」と知るべきであり、傲慢でもあります。
「学ぶという謙虚さは、自分の価値観で出会いをしないこと」です。利害、損得、得失、我欲でいくら良縁をと願っても叶うはずがないのです。もし出会えるとすれば「我欲の強い人との出会いです」。
「我は狭く小さな道を歩んでいるのです」。例えれば私道と公道を思えば分かるはずです。
社会は利他で無ければ成り立ちません。我欲とは「自分のことだけを思い煩(わずら)うことです」。利他は「人の喜ぶことを考える人です」「共に喜ぶことが利他です」。
我利の人は、自分の思いが叶わなければ叶わないほど「心がどんどんと狭く、小さくなり、こせこせと焦るようになる」のです。そして一層「我利我利亡者になってしまうのです」。
学び、教えを信じるとは「無我の世界を生きるのです」。教えに感動し、教えの示す世界が未だ実現していなくとも、確かにイメージが出来、目の前に楽しい世界が実感として持てているからです。このような心理状態を「無我の境地」といいます。無我の境地で歩むことほど快適なものはないのです。恐れるものはないからです。
「利他」という教え縁に感動感謝していますので、無心無我にて実践できるのです。実学を信じ(現実の実践から真実の学びが出来ること)、どのような障害に遭ったとしても、「教え、学びに疑いを持ちません」、障害に遭えば引き返し自反し又やり直すという修正、修養の出直しも喜ぶのです。ああよくぞ気づかせてくれたと新たに又感謝するのです。
道理や教え学びを信じず、我で行い迷いのスパイラルとする人生ではない、新たな出会いから気づきをいただいて更に向上できるチャンスと巡り会えたと喜ぶ人生。これが更なる縁尋機妙・多逢勝因となるのですから、人生ますます楽しくなるのです。
そして私が毎日意識してやっていることの一つは「ありがとうございます」を何十回と声に出して言っていることです。これをやっていますと、出会う人、出会う人に尊敬の念で出会えるのです。比叡山下山以来やっていることです。
今夜は「にんげん学」神戸講座。対人関係の指南書・人心掌握法「論語を読む」です。午後6時半受付、7時開講です。良縁を結ぶ講座。会場でお待ちしております。(神戸講座会場。南薩摩旨いもん「キリシマ山荘」。住所:神戸市中央区下山手通り1-3-12ゼウスタウン1C。電話:078-392-2455。)
皆様の良縁をお祈り致します。良い一日をお過ごし下さい。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
※どのようなことでもご相談下さい。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp
☆一昨日の講演風景です。全国ローソン・オーナー勉強会の皆さんご静聴ありがとうございます。



☆昨日晴れ間の雲の美しさに。