家、会社は船

おはようございます。

昨日も快晴でした。天道が滞りなく運行して下さり、私の命も尽きなかったから今朝さわやかに目覚めることができました、命に感謝。
ブログを書き終えればお護摩を修し祈ります。ローソクに火を灯し、ローソクがなくなれば、火は消えます。護摩の焔も護摩木に火を点けるから燃えさかるのであり、護摩木が無くなれば火は消えます。これらは人為的な行為。ですから、燃えて無くなれば尽きます。諸行無常これが道理。
人為的に為すものはすべからくこの通りで、何かを為すのであれば、為せるように努力精進しなければなりません。ただいたずらに頭の中で思い巡らし、ああすればこうすればと時を過ごしたとしてもローソク一本買える道理はありません。実践もせず頭の中でああだこうだと思うことを「戯論(けろん。無益な言論)」といいます。
家庭や会社を「船に例えることができます」、家では家長が船頭、会社では社長です。一家の者、会社の方は「乗り合い」です。世間が大海です。このように考え、だとしますと、この船に事が起きても、大海に事があっても、みな逃れられないのです。船頭はもちろん、この船に乗り合わせた者は一心協力して、この船を維持しなければならないのです。
維持するには、楫(かじ)のとりようと、船(家、会社)に穴のあかないようにすることの二つが先ず大事です。この二つによく気をつければ、船の維持は疑いがありません。ところが、楫のとりように心を用いず、船の底にアナがあいてもふさごうともせず、主人は働かず酒を飲み、遊びほうけ、家族も何の手伝いもせず、では家は沈没してしまうのです。
会社も同様です。昨今の日本を代表する上場会社は上から下まで乗っている船のことなど気にもせず、どこに船が向かっているのかも、穴があいているのに、気にもせずでは、乗り合いの全員が溺れ死ぬことになるのです。
家も会社も、乗り合い一同が身命をなげうって働かなければならないことを魂のそこから知ることです。今夜は「にんげん学」大阪講座・人生充実の必勝法・克己学「老子を読む」、道、Taoを学びます。自然だからこそ愛情を大切に家・会社の社会の船に乗る大事を学びましょう。
明日8日はNPOこころのはな「子ども食堂」開店日です。明日の正午までご予約のお電話をお願い致します。0774-45-5561迄お願いします。小学生以下は無料。中学生以上保護者の方は300円ちょうだいします。予約のキャンセルの場合もお電話をお願いします。ご来店お待ちしております。
船を大切にする1日として下さい。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
※どのようなことでもご相談下さい。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp
※心華寺で一泊、プチ修行をして心身のリフレッシュをしませんか?いつでもお待ちしております。坐禅、読経、水行、写経、作務、食事作法、非日常体験で、新しい自分発見。
☆昨日の夕日です。