気を受ける

おはようございます。

昨日神戸から帰り副住職・誠澄の様子を確かめ元気な姿に一安心、御仏のお加護がありますので安心ではありますが、やはり人情として心配です。「断食・断水・不眠・不臥」行です何があるかわかりません。人の命は有限です、だからこそ修行が大事です。体調、気のバランスは行じてみてわかるということが多い、だからこそ修行ともいえます。
天の気、地の気、陰の気、陽の気、人の気をしっかりと受け止めるためにはやはり、日々の修養で体得するしかありません。気を感じるのはぎりぎりの所でなければ感じないものであり、日々ぎりぎりの所で修養度を高めていませんと、平常の時にご相談にこられる方の気を感じることができないのです。
何でも無いときに、信者の皆さんとお会いしたとき、少しの陰気、悪気、毒気を感じたとき、信者さんにお知らせせず、お護摩で信者さんの陰気、悪気、毒気を「払う」のです。逆に善気、運気を感じたときには増幅するように護摩修法します。
私は霊感というものを信者の皆さんに余りお話ししません。何故かといいますと、法力(宇宙の気、他力)の存在は確かなものです、しかし自力(信者さん自身が祈ること)を身につけなければ、いつしか頼むばかりの依頼心が強くなり、いつご利益がいつ願いが成就するのという我利が強くなり、結果、悪果を生む事となるからです。
法力を受けるには自力(日々の祈り)と車の両輪の如くでなければ、豊かで安心の暮らしという世界にまっすぐに進むことは出来ないのです。
例えば子育てに例えますと、子どもが幼いときには親は何かに点けて助けサポートします。しかし人生とは親も子を助けられず、子も親を助けられないのが現実です。大人になるまで大人になっても親が手助けをしたら子どもは人間として確かな成長を遂げることができるでしょうか、否です。
人生は自助が大切です。自助する祈りを捧げる方々に大いなる加持力が下されます。行者・誠澄は今当に、皆様の祈りに感応し、加持力を加えている日々。
自力・他力のバランスを良くしますと守護霊がどんどん喜び、どのような場所に行かれてもお守り下さるようになり、四季折々の気、場の気、人の気との陰陽が和合し運気の巡りが良くなるのです。
12月3日(日)は是非「お灸鉢かぶり加持」をお受けにおまいり下さり、「大根焚き」をお召し上がりくださり、「がん・中風・ぼけ封じ」のお加護をお受け下さい。今日も感謝の一日を過ごしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
※どのようなことでもご相談下さい。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp
※心華寺で一泊、プチ修行をして心身のリフレッシュをしませんか?いつでもお待ちしております。坐禅、読経、水行、写経、作務、食事作法、非日常体験で、新しい自分発見。