念力

おはようございます。

昨日は冬至、子供の頃を思い出します。母はいつも、小豆を入れ甘く冬至かぼちゃを炊いてくれたことを、いつも思い出します。昨日は断食しているので食べていませんが、「八千枚護摩供」におまいりの皆さんに、「白玉入りのぜんざい」をお供養として出させていただきました。きっと無病息災のご利益があることでしょう。
昨日の午後2時からの「八千枚護摩供」初日、初座おまいりいただきました皆様ありがとうございます。お陰様で一座終えることが出来ました。
護摩に入る前の準備、そして初座が終わり今日の準備のためお手伝いご奉仕いただきました皆様感謝いたします。今日も三座護摩を修します。よろしくおまいりください。
先人は素直です、素直にあることが人生を豊かに過ごせます。何に素直かといいますと、「先人が習慣としてきたことを素直に受け継いでいることです」。私も人はこのように素直に在るべきと思っています。素直を表現を変えていいますと「柔軟性がある」ということです。何ごともこの柔軟性がなければ進化成長せず、力を発揮することすら出来ないのです。心根を確かにして柔軟に対し多くを吸収し栄養、糧とする。
冬至かぼちゃを食べると「病気にならないという言い伝えを信じかぼちゃを炊く」、これは「プラシーボ効果」です。今日でも病魔に冒されることは恐いことです、昔はもっと病気を恐れていたことでしょう。
皆さん、このような事は迷信だと先人を愚弄するなかれ、馬鹿にするなかれです。人間そんな愚か者はいません。「思いはイメージ力を向上させる、念力を確かにする」のです。イメージ力、念力を鍛えるのです。
習慣を鼻で笑うような人に大成した人を私は見たことがありません。なぜでしょう?それは情愛がない、愛情がないのです。情愛、愛情がないというのは、人様に対しての「気配りや心配りが出来ないのです」。そのような人は人生でも仕事でも大成はしません、何故か、「人様の喜びや悲しみに気づけない、気づかない我利我利亡者だから」です。
プラシーボ効果とは「薬理作用に基づかない薬物の治癒効果、つまり投薬の形式に伴う心理効果(暗示作用)のことで、薬理学的にまったく不活性な薬物(プラシーボ)を薬と思わせて患者に与え、有効な作用が現れた場合をプラシーボ効果があるというのです」。
先人の「習慣に対する思いを信じ大切にしたのです」。「信力の強さ」「念力の強さ」です。不信からは何も生まれず、それ以上に「疑心暗鬼、自身の心の中に巣くう鬼を生み出します」。
信は信力を生み、念力を生む「自身の中の蔵(阿羅耶識(あらやしき))にある永遠の富を生みだすことができます」。素直、柔軟性がこれほど大切なのです。
未来の道を切り開き、成功していく人の多くはこの「思い、念を大切に行動している人」です。昨日からの「八千枚護摩供」も同様。だからこそご利益が得られるのです。習慣を大事にすることは、「人を大事にすることです」。人を大事にする人に「人が集まってくるのです」。人が集まることは「才能が集まることです」。その「コラボ、陰陽和合から新たな世界が生みだされるのです」。「和合の精神的混沌状態となり、新たな物が生まれるのです」。
この思い念で行動することが無病息災を生むのです。思い、念は大事、大事にするから行動となるのです。思い、念を大切にする人は自然言行一致することになるのです。
どんなに素晴らしい「密教秘法である八千枚護摩供」をインプット、知識としたところでそれを「確かに行じアウトプットしなければ、何も得られません」。
添え護摩祈願を侮る勿れ、冬至かぼちゃを侮る勿れ。自分の思いを大事にする人は伝統的文化を馬鹿にする人はいません。多くの人が誰の命令でもなく継続してきた心は、先人を尊敬すればこその行動、尊敬心は強制から決して生まれません、社会で活躍されている人を拝見しますと、伝統的行事を大切にされている方が多いのです。それは「自分の思い、自分の念を大切にするからです」。自分の思い念は先人から学んで確立されたことを自覚しているからです。
社会は「共存共栄の精神が繁栄をもたらす」のです。私たちの世界の言葉でいいますと「法流」「法の流れ」「体系となって継続される」のです。賢者は歴史から学ぶともいいます。独り善がりでは共に歩む人は現れないのです。
今日は9時、午後1時、3時の三座のお護摩です。土曜日で休日、どうぞご家族でおまいりください。皆様の一日が豊かな一日となりますことをお祈りいたします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
※どのようなご相談でもどうぞ。0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp
☆心華寺で参籠修行をしてみませんか、非日常の空間に身を置き、作務(掃除)、読経、坐禅、写経、五官の対象をすべて聖典に置き、自身と対峙する。新たなあなたが見えてきます。
☆昨日の初日の初座のお護摩、諸仏、初尊、ご本尊様が火焔の中にお姿を示してくださいました。



☆Gさんのお母さんが、おまいりされるとき布いてくださいと、手編みのきれいなマットを沢山くださいました。それとお正月につかいます、手製のお年玉袋も沢山ちょうだいしました。Gさん、お母さんありがとうございます。

愛媛県八幡浜市の日本一みかん園「一生園」のOさんから八千枚護摩供へのお供えとして、みかん二箱奉納くださいました。「心華寺の木」からの最終摘果だそうです。Oさんありがとうございます。皆さんへおさがりとしていただいてもらいます。感謝いたします。