道を歩むとは

おはようございます。

日々の思いの中「昨日の自分を超える」という思いを持ち過ごしています。人を超えるのではなく自分を超える。道を歩むということは、「今日は昨日より進化、明日は今日より磨きをかける」という地道な過ごし方が道を歩むことだと思っています。道とは終わりがないのです。一生工夫する悦び、これは人との競争では歩めません。昨日も書いていますが自分を高める悦びに目覚める。
仏道を修める者の誓願に「四弘誓願(しぐせいがん)」があります。
衆生無辺誓願度(しゅじょうむへんせいがんど)ー 地上にいるあらゆる生き物をすべて救済するという誓願
煩悩無尽誓願断(ぼんのうむじんせいがんだん)ー煩悩は無尽だが、すべて断つという誓願
法門無量誓願智(ほうもんむりょうせいがんち)ー法門は無量だが、すべて知るという誓願
仏道無上誓願成(ぶつどうむじょうせいがんじょう)ー仏の道は無上だが(際限が無い)、かならず成仏するという誓願
の四つです。他人事としないと昨日書きました。四弘誓願がこれを如実に表しています。私たち衆生、ありとあらゆる生命は、生滅を繰り返します、だからこそ煩悩悩みは尽きない、だから法門、学ぶことも尽きない。
比叡山下山以来、信者さん、企業研修にお出での方々等、多くの方を拝見しています。その中で、この人はという方を拝見していて共通していることがあります。多くの方が素晴らしい経営者だ、一流だと噂される方は、やはり、他人事と思わない方です。だからこそ工夫や学びを苦労と思わない、新しいことにチャレンジする学びを悦びとしているのです。故に新たな開発、新製品、アイデアがわき出てくるのです。修行、研究、学ぶということにおいて、これで終わりということはないと考えている仏道無上誓願成です。
一流と言われている人、名経営者の方は「負けず嫌い」です。誰にでしょう?「自分に」です。だからこそ継続力、継続は力なりという言葉ができたのです。一流になりたいと思って成った人はいません、人と競争して自分を超えた人もいません、日々自分を超えた方が一流となるのです。
四弘誓願は慈悲を表しています。だからこそ事に対して他人事と考えず、勇気が持てるのです。慈悲の勇気は人を攻撃するものではありません。精進するときに必要な積極的な意志のことです。誰に対しても慈しみの心がなければ、義務感や責任感も勇気も出ないのです。利他そのものなのです。
利他に生きる人は、どんな苦も楽に変える、進化を悦ぶからです。人様が悦ぶことを知っているからです。
今日午後からNPOこころのはな「ひきこもりを考えるin宇治シンポジウム」を開催します。今日のメーンゲストは「ひきこもり」研究の第一人者・ジャーナリスト池上正樹さん。
池上さんも地道に社会の苦しみを他人事と思わずに取材、社会に発信、多くの方々の居場所作りのお手伝いをと考える一流の方です。
女性ゲストお二人、恩田夏絵さん、室井舞花さんも、ひきこもりという苦しみを体験したからこそ、自らの体験談をお話し下さいます。このことも、やむにやまれない行動です。是非シンポジウムにご参加ください、そして社会の苦しみをご一緒に軽減できるお手伝いをいただきたいと願っています。
昨日を超える行動を今日も致しましょう。素晴らしい週末をお送り下さい。
明日は第二日曜日ですので心華寺「水子供養祭」を午前10時より勤めます。あなたしか知らない水子様へおまいりご焼香下さい。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
「仕事運が良くなる」日々の徳目、慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとり)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。 合掌
※どのようなことでもご相談下さい。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp
※心華寺で一泊、プチ修行をして心身のリフレッシュをしませんか?いつでもお待ちしております。坐禅、読経、水行、写経、作務、食事作法、非日常体験で、新しい自分発見を。
☆下関・愛宕寺(下関市岬町14-13)で私と一緒に御仏にお仕えする仕事をしてみませんか?人様と共に歩む、人様を支えるという素晴らしいお仕事です。履歴書をお待ちしております。〒611-0025宇治市神明石塚66。斯波最誠(しばさいじょう)迄お送り下さい。履歴書拝見した後に面談日をお知らせ致します。お待ちしております。
☆皆様のご参加をお待ちしております。

☆2月11日(日)心華寺「水子供養祭」午前10時。あなたしか知らないお子様です。おまいりされてご焼香とお話をしましょう。
○お子様のことで悩みが絶えない。家の中がいつもゴタゴタしている。夫婦仲がいつも悪い等々の皆さんは是非おまいり下さい。水子供養地蔵尊の建立をお勧めします。