未来を変えるのは今を生きる

おはようございます。

新入社員の皆様の研修が一段落ですので、一昨日から「にんげん学」講座を進めています。私は比叡山修業時代に心がけていた一つは「勢い」でした。とにかく師に指示命令をいただいたら「懸命にやる」という勢い、気概で対していました。
ですから沢山の失敗もしました。いたい目にも沢山遭いました。そのお陰で変な話ですが「支えて下さる方も得ました」。
知ることが不得手であった私は、とにかく、言われたことをやるということに徹底。何故このようになったかといいますと、「考えるだけ、言うだけでは、何もしていないことと同じ」だと自覚したからです。
知っているだけではダメですし、知らないでただ猪突猛進に実行するだけでも、足りません。行動しながら考える人、行動したのちに考える人、あるいは行動前に考える人もいるでしょう。また、考えた上で行動しない人もいます。考えるだけ、言うだけなら簡単です、しかし、「行動がなければ何も変わらない」。
この事実を嫌というほど知りました。そして「未来を変えるために」私は「今を生きる」「ポストにベスト」を尽くす道を選び行動しました。未来を変えるのは「今だけだ」と感じたからです。
「今に集中する」ことに精力を傾けたのです。「心、ここに在らざれば死人に同じ」という語があります。過ぎ去った過去を追いかけ、こない将来を迎えに行ったりするのは、「心を失っている」のです。
私が悩んだのは「将来に対する不安」「今まで起きたことへの後悔」の二つでした。このことを知り、「今、この一瞬を生きる」「ポストにベスト」。世間で言うところの「マインドフルネス(今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること)」です。
上の二点で悩み苦しんでいたときは「二つの悩みがせめぎ合って、現在の時間が蝕まれていました。まさしく死人に同じ状態だった」。心配事の多い人は、「不安や後悔が常に心に押し寄せネガティブになり」、「心が今にいません」。
「先のことを考えすぎてダメになるケース」「過去のことを考えすぎてダメになるケース」。この二つを排除すると、「今という時間が非常に充実してくるのです」。これが「今を生きる」「ポストにベストを尽くす」生き方です。
今夜は「にんげん学」一宮講座・人心掌握法・対人関係の指南書「論語を読む」です。明晩は東京講座です。皆さん、「心学を学び楽しく過ごしましょう」。会場でお待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
「仕事運が良くなる」日々の実践徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとり)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。 合掌
※どのようなことでもご相談下さい。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp
※心華寺で一泊、プチ修行をして心身のリフレッシュをしませんか?いつでもお待ちしております。坐禅、読経、水行、写経、作務、食事作法、非日常体験で、新しい自分発見を。
◎自宅の庭のシャガ。

「にんげん学」大阪講座前に大阪駅の駅ビルの上から。


◎昨日、愛媛県八幡浜市のIさんがおまいりにおいでいただきました、Iさん遠路ありがとうございます。

NPOこころのはな「子ども食堂」ご来店ありがとうございます。次回開店日は4月18日(水)午後4時から7時です。18日正午までご予約受け付けております。予約後のキャンセルもお電話下さい。0774-45-5561迄お願い致します。小学生以下は無料。中学生以上保護者の方は300円頂戴しております。お待ちしております。