童謡

おはようございます。

 昨日は定期検診のため診察、持病の診察に加え肩の調子が悪かったために整形外科の診察、予約を取っていなかったため、半日病院へ浸かっていました。お医者さんも大変です、次から次へと患者さん、早く直ることが自分のためお医者さんのためになるかな?などと思いつつ、長時間待合室で座り尻の痛みに耐え、どこでも修行、何ごとも忍耐と考え、お医者さんに感謝し帰ってきました。
 病院に行く度に看護師さん事務方の皆さんの対応に関心します。言葉遣い態度、教えられてやっておられるのだとは思いますが、意味を正しく理解していませんと、態度、行動、言葉遣いには出ません、患者さんの中には悪口を発し、理不尽と思われる行動をなさる人がおられます。そのような患者さんにも素晴らしい対応をしています。一度伺ったときがあります、なぜそのような素晴らしい対応ができるのですか?と。「病気が言わせているのです」と「笑顔で答えて下さいました」、素晴らしいことです。学ばなければなりません。
 第一日曜日の月例・幸福開運護摩祈願祭法要の後、いつも皆さんと楽しく合唱します。先日は「鯉のぼり」「せいくらべ」「茶摘み」「歌えバンバン」「みんながみんな英雄」を歌いました。♫夏も〜近づく八十八夜〜♪良いですね、一年の労苦を吹き飛ばすような軽やかな詩と曲、童謡や唱歌はいいものです。人生を豊かに過ごす、過ごし方そのものを歌っており、子どもたちに「時間の大事」「物を育てる大事」「育てる喜び」「一朝一夕に物事はならないことを知らせる大事」「日常の暮らし、営み」を教えています。
 皆さんと法要後に童謡や唱歌を歌っている思いがここにあります。幼い頃の純粋無垢な心を蘇らせ、いつまでも心身が健康であって欲しいとの思いです。
 歌や詩を孔子は「思無邪(しむじゃ。思い邪(よこしま)無し)」と言っています。論語、為政(いせい)第2、2条「子曰く、詩三百、一言以(いちげんもっ)て之を蔽(おお)えば、曰く、思い邪無し。」
 「孔子先生が言いました。詩経の三百篇は、その作者も異なり、歌われる内容も様々だが、全篇を一言で言い表せば、詩経の「思、邪無し」という句がこれを覆いつくすであろう。すなわち、どの詩も作者の心に邪念がなく、誠の心から発しているのだ」。と言っているのです。
 詩は「人情自然の発露」だと教えています。孔子と比べるべくもない私ですが、良い景色を見ると思わず感嘆の声がでてしまいます、素晴らしい人を拝見したらため息が出ます。そのような時の誠心、心情、真心を文字に表したのが詩であります。
 良い言葉は心を豊かにし、人との和合をもたらします。悪言は心を賤しく貧しくさせ、人の心を離れさせるのは事実です。
 これからも皆さんとご一緒に素晴らしい童謡、唱歌を歌い心を涵養していかなければと、電車の中でお尻の痛みを感じ帰ってきました。
 今日は童謡を口ずさんで楽しくおすごし下さい、きっと豊かな気持ちで一日を過ごせることでしょう。
 そして午後4時から7時、今日はNPOこころのはな「子ども食堂」開店します。今日の正午までご予約のお電話を受け付けます。0774-45-5561までお願い致します。小学生以下は無料。中学生以上保護者の方は300円ちょうだいしております。予約後のキャンセルの場合も必ずお電話をお願い致します。お待ちしております。
 明日は「にんげん学」一宮講座「論語を読む」、明後日は東京講座「老子を読む」です。初めての方も参加できます、大歓迎です。会場等はブログ内で見ることができます是非ご出席下さい。皆さん会場でお目にかかりましょう。楽しみに出かけます。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。 合掌
※どのようなことでもご相談下さい。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp
※心華寺で一泊、プチ修行をして心身のリフレッシュをしませんか?いつでもお待ちしております。坐禅、読経、水行、写経、作務、食事作法、非日常体験で、新しい自分発見を。