心は畑

おはようございます。

 下関・愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」おまいりお手伝いありがとうございます。祈りは素晴らしい、心が原点にもどり新たな念いで日々スタートできます。
 浮ついたり、ざわついたりした気持ちを穏やかにしてくれるのです。浮ついたり、ざわつくのは、心が外の世界に奪われ、落ち着かないからです。外の世界に心を奪われて、奪われっぱなしではいけません、糧、栄養に出来るか否かは「基軸・原点をもっているか否か」です。隣の芝生は青く見えるのが世の中でもあります。
 心は「畑と言ってもいいでしょう」。日々の手入れが大事。畑を耕し(何かをしたいと考えたら、心をリセット)、種を蒔き(教え・知識を得)、育てなければ生長しませんし(修練、鍛錬)、花も咲かず、実も付けず、咲かせた花を飾ろう(あなたの才能を生かそう)とする人もあらわれず、種を拾い、蒔こう(あなたを未来への期待をかけよう、あなたに任せよう)とする人も出ては来ません。
 祈りは未来を信じる人こそ祈ります。出会い、縁が人生を大きく左右するからです。お陰様を知る人が祈るのです。
 信じることのできない人は行き当たりばったり、思いつき、自分の力ばかりを頼りとしますから、結局は上手くいかず「後悔の連続の人生となる」のです。
 外の世界を見て感動、感銘し自分の人生に置き換えて歩むのが道。未来の道中は不確実。どのような道中が待っているか測り知れません、道中で出会います方々もわかりません。しかし決めた道は確かです。それを「信」と言います。
 私が夜半33km歩きます「懺悔連行」を修していた36才11月後半でした。とんでもない土砂降りの雨の日。足は痛い、寒い、冷たい、身も心も疲れ果てていました。宇治川にかかる朝霧橋から上流に向かい比叡山の諸仏、諸尊、諸菩薩、神々を祈る場所です。そのとき頭の中に「命の泉」という詩が「どんと湧き浮かんだのです」。
 「信は命の母にして そこから生まれる功徳には 感謝、喜び、福徳と、財と宝と長寿なり」と。
 その日からすべてに感謝できるようになったのです。日々が喜びであり、見聞きする事柄が福徳、無形の財であり、教えそのものが宝、そして寿とは「為すことがなくならない自覚に目覚めること」それが長寿です。何をしたら良いのだろう、何をすれば良いのだろうなどと茫然自失とならないのです。
 身の回りの事柄すべてが私の命で有り、命を発露する糧であると感じられるようになったのです。教えが示す言葉、方法があることで自分の心が表現できる、心を表すことが出来る、行動することが出来る、これ以上の喜び感謝はありません。
 収入や物、地位に心を奪われると、寿(いのち)を短くします。「このくらいお金が無ければ」「このような物がなければ」「地位がなければ」と未来を限定し枠をきめますと、得ることが出来なければ、日々鬱々と楽しめず、ビクビクオドオドするような不安を懐きながらの人生となるのです。不安の思いは念い通りの不安の現実が待ち受けるばかりなのです。
 言葉は言霊(ことだま)・言魂(ことだま)です。言霊の法則通りに、言葉、念いが現実化されることは何度も書いています。祈ったことが現実となり、念いが現実となり、言葉が現実となるのです。
 なるならないという不安の念いからは不安の方が強い力を発揮しますので、不安が現実化されるのです。
 祈り信じる者は、信力が強く日々どのような出来事にも感謝の念いが強くなります、故に喜び多い日々がもたらされるのです。
 何故かと言えば、失敗はないのです。体験と受け止めるのです。そして一度何か上手いことがいったから次もなどと自惚れもしません、そんな楽しくない生き方はしないのです。何遍失敗しても「道を教えを信じている」からです。自分の人生、良いことも悪いことも味わい楽しみましょう。
 今朝は誠澄が「巳の日・懺悔連行」を行じています。大きなパワーをいただけることを信じている故33kmを夜中に楽しく歩むのです。皆さん、一度ご随喜ください。そう、喜んで随えば大きな功徳が得られるのが道です。来月も祈り愛の悦びをご一緒ください。
 明日26日は「にんげん学」小倉講座「老子を読む」です。Tao道を体得しましょう。体得する悦びを身につけましょう。皆様にお目にかかれますことを楽しみにまいります。
 
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。 合掌
※どのようなご相談でも承ります。0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp。相談することの勇気が未来の扉を開けます。
☆心華寺で参籠修行をしませんか、非日常の空間に身を置き、作務(掃除)、読経、坐禅、写経、五感の対象をすべて聖典に置き、自身との対峙。新たなあなたが見えてきます。
人生は行き先を決めたとしても、道中、どのような出会いがあるかわかりません、どのような出会いがあったとしても、動じない自分を作っておきましょう。
○幸せ小路に咲き始めた紫陽花。

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○SさんMさんTさんGさん、早朝より、皆様へのお供養ありがとうございます。ごちそうさまでした。


○小倉のMさん、大きなスイカお供えありがとうございます。、皆さんでちょうだいしました。とても美味しくいただきました。

○Mさんに夕食のお供養をちょうだいしました。Mさん、おいしくいただきました。ごちそうさまでした。