小から大へ

おはようございます。

 昨日は「広島原爆記念の日」でした。改めてご冥福をお祈りさせていただきました。私たちが為すべき事は争わないことです、先ず他人様の話を聞くという謙譲の心、小さな一歩ですが、大きな一歩でもあります。争いは一人と一人の争いから始まるのです。心しなければいけません。こちらが先に理解を示せば、必ず相手様も理解を示して下さるのです。
 争いに大小はありません、何ごとも小さなことから大きくなるのです。逆に幸福の大小もありません。大小を見て欲で歩み出しますと大変な人生を展開してしまいます。
 物事を比較するのは私たち人間でもあります。相対的な考えを誤ってしまいますと、不幸を招くだけとなります。「身の程を知る、身の丈に合った暮らしを感謝の心を以てすることがやはり幸せの道を歩める」のです。
 小さな幸せに感謝して暮らしておりますと、次第に生長し大きくなる道理を体感できます。小さな種を蒔き、喜んで水をやり、肥やしをやり育てれば大きくなり、やがて花も咲き、「一つの種が幾つもの実を稔らせる、道理に偉大な力を知る」のです。
 毎日、育てておられますか、育てることを怠ってはいませんか?、日々新た、日々に新た、又日に新たなりです。毎日、毎日道理を行う楽しみに目覚めていませんと、修練を怠り、自分を磨くことを忘れ、慢心し、傲慢になり、仕事は来るだろうなどと、指示待ちとなったりして堕落してしまいます、これではいけません。
 育てたからこそ仕事になったのです。仕事をやればいいと果実をもぎ取るだけの行為となり、そのような怠慢な行動では季節が変わったとき、何も稔らないという原理原則の道理、結果が当然の如く目の前に現れるのです。
 相対を誤らないようにしましょう。どこかに、比べて小より大が優れている、という思考がありますと、あっというまにポストにベストを尽くしている人が大きくなり、悲劇に遭う人生としてしまうかもしれません。
 今夜は「にんげん学」大阪講座「老子を読む」です。老子は真に幸せに暮らしたいのなら自然に生きましょう、身の丈に合った暮らしをしましょう、感謝して暮らしましょう、と教えます。相対的見方をしてもいいから、優れた人や、できる人を見たら、尊敬しなさい、感謝しなさい、と教えるのです。
 知っていてもできなければ、しゃべりなさんな、誰も相手にしなくなるよ、知ったかぶりは、己でお馬鹿さんを広めているようなものですよと。
 自分のペースで、立派な人をお手本として歩めば、必然的に栄光を手にするのです。感謝も尊敬もなく、背伸びしたり、速く歩こうとしたりする愚かな相対的観念では途中で倒れてしまいますよ、そんな馬鹿な生き方は止めなさいと、諭すのです。
 人生は適者生存と老子、勝ち負けではないのです。そんなことではポストにベストという老子の生き方はできません。今夜大阪の文化財大阪市中央公会堂地下研修室」でお待ちしております。学びましょう、まねびましょう。今日は学ぶ一日を過ごしましょう。
 明日8月8日(水)はNPOこころのはな「子ども食堂」開店日です。午後4時から7時開店します。明日正午まで予約を受けつけます。0774-45-5561。小学生以下は無料。中学生以上保護者の方は300円ちょうだいしております。予約後のキャンセルの場合も必ずお電話を入れてください。お待ちしております。
   
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。 合掌
※どのようなことでもご相談下さい。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp 相談する勇気が幸運の扉をノックします。