盆休み

おはようございます。

 昨日「にんげん学」東京講座「老子を読む」を終え昼からの新幹線で名古屋へかえりました。行きも帰りもお盆の帰省で名古屋駅も東京駅もいっぱい、新幹線の乗車率は百%をこえていたのではないでしょうか?いつも混雑した新幹線に乗り合わせたときに思います、「お互い様の心を大切に」「譲り合いの精神」であって欲しいと、子どもたちを連れていますので一層その思いがあります。
 「分徳(ぶんとく)」という話を時折書きます。分かち合いの徳です。分かち合いの喜びを知ることです。一つの物を二つに分かち合えば、徳が二倍、喜びも二倍、三人で分かち合えば三倍というが如くです、無限の徳の力、無限の分かち合いのパワー。徳とは「平等な能力」です。席に座りたい、坐れば楽という「座席の徳」を、荷物を置いたりして独り占めをせずに、坐ってもらうことで、坐らせていただいた人が、その喜びを他の人にというように、「無限の喜びの連鎖が生まれるのです」。利他、分徳の喜びを知りますと、人生にも事業にも思いがけない転機、良縁、幸運があるものです。我利ではいけません。利他こそ繁栄の人生がもたらされる。
 楽(らく)な人生を願えば楽でなくなり、楽しい人生を知りますと、どんどん人生は楽しくなるのです。それは「徳の力を知り、その力を人様の為に生かすことを知るから」です。
 お盆に帰省なされて、是非ご先祖様へお手を合わせてお陰様、感謝の心を深くして下さい。皆さんご先祖様を10代遡り辿りますと何と「2、046人」にもなるのです。ということが分かりますと、「お陰様」という心がいかに大切かがわかるのではないでしょうか。日々お出会いしている皆さんやすれ違っている人は、ひょっとしてご先祖様かも知れない、ご先祖様がお世話になった子孫の皆様かもしれないということです。このように私は考えています。30代、40代遡り辿れば地球上の人口と同じくらいになります。
 目の前のご先祖様へ手を合わせ、お陰様、感謝の手を合わせるという「徳」は、今、目の前の方々のご先祖様へ手を合わせているのだということです。私はこのような思い、目の前の方々との出会いはすべてご先祖様の「お引き合わせだ」と信じていますし、ご先祖様へお仕えしているという思いでおります。手を合わすという「徳の偉大さを知り」その一つの徳が「何倍にもなったと実感」「分徳を実感しています」。仕事は「すべて人様、他人様がくだされるのです、この不思議に感動しましょう」「この不思議に感謝しましょう」。仕事でも何でも「分かち合いたいという方に、一層多くの仕事がもたらされるのです」。感謝できず、楽をしたいという人は生涯「不足を言う人生を作るのです」。
 今日は第2日曜日心華寺・金港辯財天様「水子供養祭法要」です。午前10時から行います。水子供養という「徳」を大切にご家族でおまいりください。お待ちしております。お気を付けて帰郷して下さい。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。 合掌
※人生が上手くいかない、家庭がぎくしゃくしている等々どのようなことでもご相談下さい。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp 相談する勇気が幸運の扉をノックします。