形ないものがあるから

おはようございます。

 北海道胆振地区で今朝も余震がありました、不安なことでしょう。夏の暑さも秋風が立ち爽やかになったように、必ず収まります。皆さんと力を合わせおすごし下さい、全国の皆さんが応援致します。 
 「にんげん学」京都講座「老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。先月私の都合でお休みしましたので、とても嬉しいひとときでした。
 お休みしたお陰で老子のTao、道が少し体感できたように感じています。偉そうに言っておりますが、まだまだ何かに現実に当たらなければ気づけないようです。ドクターストップで休んだのですが、仏典の「色即是空、空即是色」、老子の「器は空間が有るから器となる」「形あるものが役に立つのは、形ないものがあるから」という「心にゆとりを持て」ということが少しなりとも体感できたようです。
 コップや茶碗に、もし「空っぽの空間」がなかったら、水を注ぐことも料理を盛ることもできません。「空っぽの空間があるから、器は役に立つのです」。
 老子は人も「心のうちに、空間をつくっておくことが大事」と教えます。「空っぽの空間」「心の余裕」があれば、どうしようもない事態が生じたとき、「まっすぐ受け入れて事態に素直に対応できる」と。心に「空間」がなかったら?、自暴自棄となったり、怒りや心配事でいっぱいになり?、人様のアドバイスも受けず争ったりと、理解も得られない状況を生み、「一層悪い状況を生んでしまいます」。
 今は、「それどころではない」「そんなの無理だ」とばかりに無茶をしてDr.の言うこともきかずにいたら、すべてを失っていただろうな?と心学を修めていたことに感謝しています。何ごとも「欠けているからこそ上手くいくという面があるのです」。
 生老病死四諦(したい)は避けようがありません。誰でも受け入れなければなりません。やはり「間」です。
 空っぽの空間の大事を知ればこそ、何如ともし難い状況、状態に遭ったとき「どうしようもないから、できないから新たなことができる!」という思考、発想を変えることができるのです。
 病に遭い可能性は無限大に広がることを体感できたことを感謝しております。お陰様で昨日はご一緒に皆様と学ぶことができる悦びを新たにしました。皆さんありがとうございます。
 次回は10月9日(火)となっております。来月も楽しみにお待ちしております。今日は退院後初の検診日、しっかりと診てもらってきます。
 明日はNPOこころのはな「子ども食堂」開店日です。午後4時から7時開店します。明日の正午まで予約を受けつけます。小学生以下は無料。中学生以上保護者の方は300円ちょうだいします。予約後のキャンセルは必ずお電話を入れて下さい。お待ちしております。
 素敵な一日をおすごし下さい。 
    
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。 合掌
※どのようなことでもご相談下さい。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp 相談する勇気が幸運の扉をノックします。