内側の工夫

おはようございます。

 今朝は強い雨の宇治です、台風24号の影響でしょうか?、ご用心ください、何ごともないことをお祈りします。
 私は日々の日課としてお護摩を修し、読経を修します。自身の力となり、多くの方の守り支えになることを確信しているからです。ライフワーク、ルーティンです。自然界はすべからく繰り返しです。摂理とは繰り返し、自然とても繰り返しはしていますが、同じ条件や状況はなく、その中で対応し栄養として、循環し常に進化し日々新しく創造変化しているのです。
 修行を始めた当初は、読むこと、修すことにばかり心を奪われ、何を説いているのだろうなどと言うところまで頭が回らず、血肉にできる、身につけることなどほど遠いことでした。このような状態は読まされていた、修されていた状態です。これではいくら読誦し、護摩を修しても力にはできず、加持力には到底なりません。教え、法を自らを通してパワーに変えられないのです。しかし、この時期を経ないとやはり修すとはならないのです。「畳の上の水練」という諺があります。意味は「理屈や方法を知っているだけでは、実際には役に立たない喩え」。机上の空論という諺も。
 例えばボールを投げることを書物で読んで判ったような錯覚を起こしているようなものです。ボールを投げたとしても、相手に届かず、相手が上手く取ってくれるところにも投げられないのと同じです。
 自ら読む、自ら修すという状態とはできていなかったのです。何ごとも「読誦し、修すれば、どうすればどうすればとの工夫を思い読誦、修さなければ力とはならないのです」。「教え示していることを自分なりに解釈工夫」、解釈工夫した思いで真剣に読誦、護摩を修さなければ実力とはできず、パワーとはできないのです。 
 「教えは外よりきたり、工夫は内から出る」。日々の日課であらゆることを想定し、工夫読誦し護摩を修するのです。「日々新たにインプットした教えを、日々新たに工夫しアウトプットする」、このようでなければ、何ごとの学びも学びにならないのです。
 これから新たな気持ちで日課護摩を勤めます。週末土曜日皆さんも日課を大切な工夫としていただきますよう。充実の土曜日をお過ごし下さい。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
☆「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。 合掌
※どのようなことでもご相談下さい。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp 相談する勇気が幸運の扉をノックします。