意識の共有

おはようございます。

 昨日は暖かな立冬でした、語呂合わせで、「いいなの日」かな?と思ったのだが、鍋の日だそうです。鍋物は美味しいですね、大好きです、これからますます美味しくなります。いろいろな具材をいれて煮込む、良い味がでます。鍋の中の具材はどれも主役、人生も同じではないでしょうか。
 いろいろな人と共にするから味が出る、殺しあわずに互いの味を引き出す、〇〇鍋と主役の名前が鍋にはあっても、野菜や他の具材がなければ、飽きてしまい、美味しさは半減します。鍋の醍醐味は何と言っても最後はシメの「雑炊」だろう。いろいろな具材の味が出た出汁だからこそ、美味しい雑炊となる。
 いろいろな会社やご家庭を訪問します。良い会社やなぁ〜、良い家庭やなぁ〜と一歩外に出て思うのが、誰が良いというのではなく、総合力の雰囲気が醸し出されている、会社であり、家庭です。お互いがお互いをサポートし合っている。
 突出したスターはいないのだが、総合力で良い味を出して素晴らしい製品を世間に送り出している、家庭も同様で、家族仲良く手を合わせ感謝の暮らしをしている。誰かが突出しているわけではないのですが、良い味わいを感じる。
 鍋の中に何か「良き人間関係の縮図があるように思えます」。いろいろな人の長所を見習い、自分にプラスして行く、人生は鍋のようなものかもしれないと思うのです。
 「荀子(じゅんし)」(中国の儒学者。紀元前313年。紀元前に活躍した中国の思想家。弟子には韓非子始皇帝を補佐した李斯など。)。
 彼は「道は近しと言えども行かざれば至らず。事は小なりといえども為さざれば成らず」を始めとする名言を残しています。
 その荀子は人を観るとき、「其の子を知らざれば、其の友を視よ」と。
 その人がどのような人間かわからないときは、その人の友人を見ればよくわかる。人は似た者同士が集まるものだから、付き合っている友人を見れば、その人が推察できることをいっています。 
 「その子を知らざれば、その友を視みよ。その君を知らざれば、その左右を視よ」。私は、思いを大切に行動をしたいと思っております。心華寺の鍋に皆さんの良い味をいっぱいいただいている感謝の日々です。
 会社や家庭でのコミュニケーションには「意味」と「意識」の両方が大切だと思っています。「意味は教えるもの」「意識は伝えるもの」です。
 「意識の共有ができていれば意味は伝わりやすい」のです。ほかの誰かにいわれたらやりたくないことも、「好きな人なら喜んでやりたくなる」のです。それは「意識が共有できているから」ではないでしょうか。
 良い雰囲気の会社は「意識が共有できているんだなぁ〜」と改めて心学の重要性を感じています。愛されるより、愛する。もらうことより与える、利他心がいいですね。
 ネットが普及して、意味だけがメールやSNSでやたらにやってくる今日、こんな時代だからこそ「意識の共有を心がけたい」と思っています。皆さん、一度「修身養心の学び」「にんげん学」「鍋学?」を受講してみてください。そして、感謝の祈りですね。
 昨日はNPOこころのはな「子ども食堂」メニューはカレーでした。カレーもいろいろな具材の味が出て子供は大好きです。ご来店ありがとうございます。次回は来週11月14日(水)開店です。14日正午までご予約を受けつけております。0774-45-5561。小学生以下は無料。中学生以上保護者の方は300円ちょうだいしております。予約後のキャンセルの場合も必ずお電話を入れてください。お待ちしております。
 今日も自分の心の鍋に、周りの素晴らしい味をちょうだいして楽しく過ごしましょう。
 
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
☆「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。 合掌
※どのようなことでもご相談下さい。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp 相談する勇気が幸運の扉をノックします。