成功パターン

おはようございます。

　私の人生訓の中に、私の著書の書名にもしました「遠くに行くには近きより、高きに登るには低きより」があります。
　できの悪いのは今でも変わりありませんが、このことを自覚できない時代には、いつも高きばかりを望み、目の前の一歩、「今日やるべきこと」「今日やらなければならないこと」をやることなく、ウロウロしていました。
　これは、「人生を長期的に考えられなかった、目的を持つことができていなかった」からウロウロしていたのです。一般的に人生を「戦略的に考えることができなかった」ということです。経典、心学の書、歴史書、歴史小説を見ますと、目的を果たすためにイキイキと工夫を重ねた先人は、「人生を戦略的に考えていた」ことに気づかされます。言葉を変えて言いますと自分のための「成功パターンをつくる」ことです。（戦略とは：一般的には特定の目的を達成するために、長期的視野と複合思考で力や資源を総合的に運用する技術・応用科学）
　成功パターンをつくるために有効なのは「早起き」です。早く起きて何をするかと言いますと、「未来に対するイメージング（視覚化）」を行うことです。日々の読経、心学、坐禅瞑想はすべてイメージングを行っているのです。
　どのようにイメージングしていくか「人生の目的＝人生ビジョン＝目標＝計画（長・中・短期）＝今日やるべきこと」です。
　だからこそ、一日の始まりである朝の時間はイメージするには大切で適切なのです。今日やるべきこと、自分に課するタスクを確かにして一日の行動に入るのです。これを私は比叡山下山以来行ってきました。そして夕方には「一日をふり返る」。
　ここで重要なのは、翌日に引きずらないことです。翌日に引きずるような後ろ向きでは前進できません。そして翌日も早起きするというパターンです。
　毎日の生活をパターン化し、リズムよく一日を「完結していくことで」人生の成功に近づいていくのです。私は信じて行っています。皆様も参考にしてご自身の成功パターンをお作り下さい。研修生の皆さん夕方までご精進下さい。
　一日の予定を確かにして今日も豊かに過ごしましょう。　

世界平和をお祈りいたしましょう。Ｆｌｏｗｅｒ　ｉｎ　ｙｏｕｒ　ｍｉｎｄ・ありがとう・心に華を咲かそう。
☆「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目：慈悲の心を持つ（思いやりは勇気）・質素倹約（物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる）・謙虚な心（争いを生まない）・一隅を照らす（ポストにベスト）。 合掌
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