心の法則

おはようございます。

 人が悩む原因の一つはやはり、損得ではないでしょうか?いかがでしょう。昨日下関・愛宕寺様、「にんげん学」小倉講座、神戸居酒屋講座から心華寺に帰ってきました。23日の「心華みのり大祭・採燈大護摩法要」を終えて下関・愛宕寺様へ、「にんげん学」小倉講座、神戸居酒屋講座を終え楽しい数日を経て帰ってきました。
 これらを損得で考えてしまいますと、ちっとも楽しくありません、楽しくないどころか、心が貧しくさえなってしまいます。電車賃がいくらいくら、経費・支出がいくらいくら、プラス、入りがいくらいくら、うぅ〜ん、マイナスか?今回はプラスだったか、などと考えて過ごせば、悦びも何もあったものではありませんし、心がせこい人間性となってしまいます。。
 この世の真理は、損も得もないのです。般若心経で説くところの不増不減、増えもせず減りもしないのです。
 行くときには皆様へお会いすることの悦びを思い、帰るときには又来月お会いできる楽しみを思う。そのためにも又学び修養することの楽しみがある、損得を超えて「没頭没我」「ポストにベスト」の悦びです。
 損か得かなどの考えに陥ると感じてくるのは矛盾ばかり、少しも楽しくない人生を創り出します。それを「唯心所現(ゆいしんしよげん)」といいます。これは現象世界は「唯、自分の心が現した所のものである」ということです。心で認めたことが、現象として現れるという意味で、別の言い方をすれば、「心の法則」です。
 このように見ていきますと、私たちの人生でも同じです。「心で認めた人生」が目の前に現れています。この法則を知ってから日々祈りますときご縁のある皆様のお顔を思い出し祈るのです。
 これを説明するために、心の法則の別の例を挙げてみましょう。昔の人は、心の法則を直感的に把握して、「ことわざ」として残してくれています。例えば、「笑う門には福来る」という「ことわざ」があります。
 これは、笑って喜んでいれば、よろこび事や幸せなことが自然に集まってくるという意味です。
 反対の側面から見た「ことわざ」では、「泣きっ面に蜂」というものもあります。嘆いている人に災いごとが集まってくる例えです。
 共通して言えることは、「類は類をもって集まる」ということです。自分の心の傾向に合わせて、心の波長に合ったものが集まってきます。
福の神である心華寺・金港辯財天様を日々拝み祈りますのも同様の思いです。辯財天様は「美女の代名詞」として使われるときがあります、あの女性は「辯天様のようだ」と。笑顔がさわやかで可愛い女性のことです。
 幸せになりたかったら、先に「喜ぶこと」「感謝すること」が大切です。心が喜びの方向に向いていれば、目の前にあらわれる現象も整い、よろこばしいことが集まってくるのです。
 人生では心で認めたものが現れ、心の波長に合ったものが集まってくるのですから、「自分の本質が一体何であるか」を知り、「自分自身を心でどう認めているのか」ということが、とても大切になるのです。私は不器用ですので、教えであるポストにベスト利他の日々を送ることを大切にしなければと思いつつ、心華寺に戻ってまいりました。
 悲観的な人生であった私が幸運をこの手にできたことには確かな理由、法則があったのです。それはいつも書いていますように「言霊」「言葉の力を用いた」「身口意の三つを大切」にしたのです。
 1、行動で表現する ・・・「身(しん)」
 2、声で表現する・・・「口(く)」
 3、心の中で思う  ・・・「意(い)」
 私たちが現在意識で普段から使っている「身」・「口」・「意」の三つの言葉は、その一つ一つが心の潜在意識に蓄積されて、私たちの運命を形づくります。したがって、「心(意)の中で何を思うか」「口からどんな言葉を発するのか」「行動や表情でどのような表現をするのか」、これらのコトバの使い方がとても大切なのです。今当に副住職は「断食・断水・不眠・不臥・七日間祈祷」行の中で身口意の三つを清め加持力を高めているのです。
 今日は「がん・中風・ぼけ・認知症封じ」大根焚き・お灸鉢かぶり加持法要に用います。大根を引きにまいります。どうぞご奉仕お手伝いをお願い致します。その功徳は「がん・中風・ぼけ・認知症封じ」の徳として現れます。午前9時まで心華寺にお集まり下さい、よろしくお願いいたします。
 今日もよい思いを為し一日をお過ごし下さい。
 
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
☆「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。 合掌
※どのようなことでもご相談下さい。人生開運相談。辯財天秘法・開運姓名判断等々。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp 相談する勇気が幸運の扉をノックします。
※心華寺で一泊、プチ修行をし心身のリフレッシュをしませんか?いつでもお待ちしております。坐禅、読経、水行、写経、作務、食事作法、非日常体験で、新しい自分発見を。