八千枚護摩供

おはようございます。

今朝の下関は昨夜からの雨が降り続いています。今日から三日間、正味丸二日ですが断食、断水にて護摩を修します。愛宕寺で年末恒例の一年のお礼、感謝と懺悔の「八千枚護摩供」です。
誠澄の行に比すれば楽ですが、やはり覚悟は必要です。以前は誠澄の如く心華寺での行を終えて半月後に今日からの護摩を修していました。
八千枚とは護摩木八千本ということ、無限の煩悩を焼滅し、心願を成就させるという秘法です。八千枚護摩を修すれば願いて叶わざること無しと言われています。毎年一万本以上の祈願の添え護摩木が寄せられます。
心願が成就されているという証でもあり、ありがたいことです。
始めた頃は寄せられる添え護摩木は少ないものでした、しかし人様に信じていただく前に行者である私自身が信じていますから今日も続けて修しております。
誰しも祈願される人が少なければその力を疑わない人はおりません、何でも始めるのは己一人からです。評価が少ないから信じないというのではお話になりません。
日々の祈りも、今日からの護摩も自分が確信を持っているから行じるのであり、人から信じられたから行じるというような逆さまな考え、信じ方では何事も確立しないのです。
法は有名寺院で修しようが私のいる無名の寺院で修しようが法は法なのです。それをお参りする人が多い少ないで修する修しないを左右されるのは、信じているなどとは云えないのです。
信じ日々行じることで常に心晴れ晴れと感謝と懺悔を繰り返し年末にお礼の心の集大成として断食、断水で護摩の法を修するのです。是非今日午後2時からの初日の護摩をお参り下さい。
明日は午前9時、午後1時、3時と三座、明後日24日は午前10時の結願護摩、三日間都合五座の護摩を修します。

世界平和をお祈りいたしましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。        合掌