経験することで

おはようございます。

250名の新人の皆さんは今夕下山します。「終わりよければ全て良し」とあるように良い緊張感で夕方まで研修に取り組んでいただきたいと願っています。
新人の皆さんにもどなたにでも大切なこと、「経験することで生きた知識が身につきます」。そのためにもやはり目標をしっかりと定めた方がいいでしょう。もし目標が決まっていないとすれば、「言われたことをできるようにしようと行動すること」です。
呻吟語(しんぎんご)で呂新吾(りょしんご)はこのように教えます。「物事を始めてみなければ、自分の才能の未熟さはわからない。
経験を積むことで知識が増え、何事にも詳しくなっていくのである。
評論家は、人から聞いたことをただ話すのみである。」。
実践のない机上の学問は、観念(物事について抱く考えや意識)のもてあそびであり、人生において重要なことは、雑多な知識を増やすことではなく、実体験の根を深くおろすことです。
チャレンジは誰に対してチャレンジするのかといますと「自分自身に」です。言葉を換えれば、「向上心を持っているか否か」です。論語、子罕(しかん)第19、5条に「子夏曰(しかいわ)く、日に其の亡(な)き所を知り、月に其の能(よ)くする所を忘るる無きは、学を好むと謂う可きのみ。」。
「小さなことから変えてみよう」ということを教えています。新人の方であれ経験の積んだ人であれ、何かことにあたって、まず、「失敗したら?」と考えてしまう人は少なくないかもしれません、その結果挑戦できない、行動に踏み切れない、ということになります。失敗を恐れるあまり、石橋をたたいても、まだ、渡る決意ができないのです。
しかし、人生は挑戦を繰り返していくことが重要です。上の意味は、「日々、できないことを発見して改めることに励み、月々きちんと復習する」ことが会社に根を深く下ろししっかりと根付かせることになるぞ、そして素晴らしい花を咲かせることになるぞと諭してくれるのです。
とはいえ、これまでできるだけ挑戦を避け、消極的な生き方をしてきた人が、いきなり思い切ったチャレンジをすることは難しいでしょう。ですから、とっかかりはやさしいこと、小さなことでいいのです。失敗してもダメージが少ない何かに挑戦してみる。日常生活の小さなことを少しだけ変えてみることです。笑顔を忘れないことや、ありがとうございますを言ってみるとか、ささやかな挑戦です。これが「向上心を持つ」ことです。
愚鈍な私は身近な小さなことにチャレンジして今日があります。皆さんにこのようなことをお伝えして下山いただこうと考えています。先輩諸氏も今日は小さなことにチャレンジして楽しくお過ごし下さい。
明日は第一日曜日、心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭並びにお花祭り」を午前10時から執行します。毎月のお護摩と「お花祭り」、そして「お釈迦様のお誕生にあやかり心身共に健やかに育って下さいとピカピカの新一年生のお子様を皆様で祝福致しましょう。」。
お釈迦様の「お誕生仏」にお供えします、お花一輪をお持ち下さい、さらなる功徳があります。
お子様、お孫様のため無条件でお祈りできるご家族に育まれたお子様が健やかに育ちます。どうぞおまいりください。新一年生のお子様へ護摩祈願いたしました、「お守り、お札、文房具を授与」致します。お申し込みがまだの方はお申し込み下さいtel0774-44-5380・fax0774-46-4495迄どうぞ。明日午前10時にお待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
春が頭を出しました、スズランの小さな花が、ここにいるぞ〜と可愛らしく言っています。




大学時代心華寺で修学しながら通学していたT君のご長男が「海陽学園」に入学、今日、入寮式のため朝8時前にご家族でおまいりと挨拶に来てくれました、思わず、ほろり。



愛媛、八幡浜のTさんのお嬢さんが高校合格のお礼詣りに来てくださいました。今日は何重にも嬉しさが重なります。Tさんは八幡浜のOさんのミカン作りのお師匠格の方です。今朝早朝5時に車に乗り10時前に心華寺におつきになりました。遠路ありがとうございます。




右側が「ネーブル」、中が「サンフルーツ」、左が「ハルカ」、沢山お供えいただきました。Tさんありがとうございます。


今日の観音様の光背、いかがでしょう?。研修生の皆さんがボイスセラピーを観音様に披露しています。


私の部屋から見える桜、散り始めました。

※学校に行きづらい、行きにくい、なぜこんな気持ちになるのでしょうか?それは自分に正直だからではないでしょうか、自分に正直になり生きるのに誰に話せば良いのかわからない人のための一時避難のオアシスが「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」です。
いつでもお電話でお話をお聞きします。0774-45-5561(斯波(しば))、がお待ちしております。メール相談も承っています。e-mail shiba@kokorono-hana.com。ご両親のダイヤルを回す、キーを叩く少しの勇気がお子様の希望の火を灯します。HPもご覧になってください。
「こころのはな」は「自分がやりたいことにチャレンジする空間」です。自分で一日のスケジュールを考え、やりたいことをやり、学びたいことを学び、聴きたいことを聞くという「自分の扉へノックする」空間です。自分で未来の扉を開く空間でもあります。皆さんとご一緒に生活する仲間もおります。