肉親を損得勘定で考えない

おはようございます。

 大型連休の中、昨日から一泊二日でご夫妻で修養に来られている方があります。嬉しいですね、ご夫婦が同じ価値観を共有し、暮らしの中で「補い合い、支え合う」。共に教えを体現しようとしますと、相手に不足は言いません。教えを共有する素晴らしさです。
 人は自分の心の内を見ることは、外を見ることに比べれば、苦手です。しかし、ご夫婦が「利他の価値観を共有」することで、「補い合い、支え合いを率先できる」のです。
 「人」という字が示しています、支え合う、そのままの生き方です。家庭内がおかしくなる一つに、大人になっても子どもの感覚です。童心は大切ですが、子どもであってはいけません。いわゆる「甘えてはいけない」ということです。
 夫婦の間柄や親子間は「利害で考えてはいけない」のです。子どもは、「してもらうことばかりを考えます」。夫婦であっても相手に「親に求めるような愚を犯すような関係」ではよろしくありません。
 家庭での関係は、「親は子を慈しみ、子は親に孝行し、兄は弟を大切にし、弟は兄を敬う」。こうした関係が自然な気持ちと形で行われることが、「補い合い、支え合う」ことです。

 徳を施している、恩を受けているという気持ちがあれば、他人の関係と同じであり、商売上の関係と同様になってしまうのです。これはいけません、破滅するばかりです。
 皆さんも一度ご夫妻でご家族で修養にお出かけ下さい、親子、兄弟姉妹は、同じ釜の飯を食べ、同じ屋根の下で育ち、勉強や遊びを一緒にすることを通して、深い情愛を培うのです。
 朝から晩まで一緒に暮らし、助け合い、互いに世話を焼き、理解し、信じる。危険が迫れば、全員一丸となってこれに当たり、利害を共にし、手足の如く情が通い合う、これが家族の親愛の情であり、人生の喜びではないでしょうか。
 想像していただきたい、人生に親愛の情がなければ、どれほど寂しい日々を送ることになるでしょう。親愛の情は家族関係を保つための基礎であり、かすがいであります。これがあれば、家族関係、人生は愉快なものとなるのです。
 「親は子を慈しみ、子は親に孝行し、兄姉は弟妹と仲良くし、弟妹は兄姉を敬う」ことに対して損得勘定をもちこむと、相手から受ける報酬の多寡を考えるようになり、そうなれば、赤の他人同士のように、親子兄弟姉妹の関係を打算的に考えるようになり、情愛など消し飛んでしまう、寂しい家庭となってしまうのです。これ以上の不幸はありません。

 ご先祖様を大切に、支え合い、補い合う家庭としてまいりましょう。ご家族で5月5日(日)第一日曜日午前10時心華寺・金港辯財天様「月例・幸福開運護摩祈願祭祈り愛法要」におまいりください、きっと何かしら心に感じます。

 今日も心華寺・金港辯財天様では「鳥居門の塗り替え作業」がございます。ご奉仕をよろしくお願いいたします。今日は「塗りの作業」となっております。お待ちしております。

 皆様の一日が健やかな一日でありますことをお祈り致します。
 
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
☆「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。
※どのようなことでもご相談下さい。人生開運相談。辯財天秘法・開運姓名判断等々。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp 相談する勇気が幸運の扉をノックします。
※心華寺で一泊、プチ修行をし心身のリフレッシュをしませんか?いつでもお待ちしております。坐禅、読経、水行、写経、作務、食事作法、法話、非日常体験で、新しい自分発見を。プチ修行一泊二日:一万円(午後2時入山、翌日午後1時下山)。各種ご相談料、一案5千円。

☆昨日、小学校の同級生Wさんが、「水子供養」でおまいりくださいました。連休の時毎年13年続けておまいりいただいております。Wさん、遠路ありがとうございます。自宅前で。

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