良い運命を作る先祖供養

おはようございます。

 私という存在は「戴きもの」です。生命そのものは、自分の意志ではなく、両親から頂戴したものです。その両親にも親がいました。十代遡りますと親の数は1,024人にもなります。すべての親は、「よりよく生きてほしい」と願いをもって子供を見守ったに違いありません。
 そして、水や空気・太陽の光等の大自然の恵み、長い歳月によって蓄積された自然の栄養素、様々な資源、多くの動植物の犠牲の上に成り立っている食べ物などによって生命を維持しているのが私たちです。
 遺伝子を受け継いだ肉体だけではなく、性格や考え方などの人格も生活環境の影響を強く受けています。
 つまり、私という存在は、普遍的な自己ではなく、「環境や多くの縁をいただいて存在している」のです。今、世界中の若者が「温暖化対策に対するデモ」を行っている姿が報道されています。
 このように観ていきますと、環境、縁がいかに大きな働きを私たちに働いているかを知らねばなりません。 
 因果応報という教えがあります。善いのも悪いのも、自分が受ける結果のすべては、自分が作るのだよ、ということを教えているのが「因果応報」の意味です。
 これが正しく分かれば、毎日の行動に確実に変化が現れ、苦しみの人生も、明るく楽しい人生に好転すること間違いありません。「自分が受ける結果は自分が作るというのです」。
 因果とは「どんな結果にも原因がある」ということです。応報とは「「原因」に応じた「報い(結果)」が現れる、ということです」。
 私たちの幸福や不幸という「運命」を決める「原因」は、一体何でしょうか。
 お釈迦様は、それは、私たち自身の「行い」だと教えられています。自分のやった「行い」が自分の「運命」を作るのです。
 だからこそ先ず、身近なご先祖様への感謝を厚くする、両親を大切にする、兄弟姉妹と仲良くするということから始めることです。「積善の家に余慶あり」、善行を積み重ねた家は、その報いとして子孫に必ず幸福がおとずれる、という教えです。善行が先祖供養です。

 その逆に「不積善の家に余殃(よおう)あり」、悪事を積み重ねてきた家には、その報いとして必ず子孫にまで及ぶ災いがやってくる。悪事とは ご先祖様を敬わないような家庭の子孫に良いことは起きず悪いことが起きるということです。 
 お釈迦様は、「善い行い」は「善い結果(幸せな運命)」を生み出し、「悪い行い」は「悪い結果(不幸や災難)」を引き起こす、と教えられています。
これを「善因善果、悪因悪果」といいます。
 あくまでも、「行い」に、応じて、「運命」は、決まりますから、「善い行い」から「悪い運命」が現れることもなければ、「悪い行い」から「善い運命」が現れることも、ありません。一見すると、「いやあ、正直者がバカを見ることもあるから、例外もあるんじゃないの?」と思えることでも、長期的に見れば、すべて「善因善果」「悪因悪果」にしかならないのです。

 「徳は徳に依って磨かれ高められ豊かになる」。お彼岸にご先祖様を敬い六波羅蜜の道を修し徳を高めましょう。そして感謝し合う良い環境を家庭内に作りましょう。それでこそ様々な災難から逃れられる人間性を養うのです。

 昨日から入山の「M&Uスクール」受講生の皆さん夕方までご精進ください。

 明日は心華寺・金港辯財天様「秋季・彼岸会法要」です。午前10時より「繁栄の大元、先祖供養」をご一緒下さい。午前10時より行います。ご先祖様への供養の申し込みがまだのお方は明日おまいりに際お申し込み下さい。お待ちしております。

 明後日は下関・愛宕寺様「月例・幸福開運護摩祈願祭祈り愛法要」です。祈り愛、支え愛の法要。皆様のおまいりをお待ちしております。

 今日はご家族でご先祖様への感謝を話し合ってみてはいかがでしょうか。

 

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
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