知るとは行動すること

おはようございます。
 今朝は昨日より冷え込んでいるようですお大事下さい。

 「知は行の始めなり。行は知るの成るなり」とは王陽明(おうようめい)の言、私の支えの教えです。知るとは行動するという強い意識がなければ知る意欲にはなりません、人生にてお悩みの方が私にご相談くださる皆様は私以上に知識が豊かな方ばかりです。

 不思議ですね、知識があるから事がなせるかといいますと、どうも違うようです。どこか違うのだろうかと考えますと、やはり知っていても事がならずに「愚痴る」ことがいけいことの一つではないかと思っています。愚痴ると言うことは「知をいかしていない」という証でもあります。「行は知るの成るなり」を知らない。

 行動してこそ実力を知り、己を知ることができる。そして修正もできる、ところが「何故知るのか」の「目標・志」がハッキリしていない、それと人様との「競争だったり、上手下手だったりと相対の世界に生きている」故に、己自身の真の向上心の喜びにつながっていないようにも思います。このようなことに気づいていないから、愚痴る、自分の人生なのに途中で放棄する、もったいない話しです。
 また昨日書いています、「天徳・地徳・人徳」を行っていない。何かに行き当たったら、「そこから学ぼうとしない」。「人の欠点を突き」「己の欠点を知ろうともしない」ことが多いようです。
 孫子の兵法に「彼を知り己を知れば百戦殆(あや)うからず」「彼を知らずして己を知れば 一勝一負す・彼を知らず 己を知らざれば 戦う毎(ごと)に必ず殆(あやう)し」。己を知らない故の愚痴となる、不平となる、これはいかん、もったいない。
 敵と味方をよく知るなら、どんな戦いにもほとんど破れる心配はないだろう。敵の実情を知らなくても勝てることはあるが、負けることもある。
 敵のことも味方のことも自分のことも知らないなら、何度戦っても必ず危険に晒(さら)されるだろう。ということです。
 いかがです、孫子の明快な言、皆さんは人様の長所より、人様の欠点を知ろうとしていませんか、人様の長所を知ることです。そして学ぶことです。
 又おのれの欠点に目をつぶっていませんか?いかがでしょう。そのようなことでは、何一つ目標は達成出来ません。出るのは愚痴と言い訳、社会への不満です。そのような事では徳を損じ信用をどんどんと失うのです。
 知っていても行動しない事は知らないと同じで、行動して初めて生きた知恵となります。覚えの悪かった私は、知ったら少しずつ行動して身につけようと知行合一を知り思ったのです。知を得た人はどんどんとその知を行に移し、知と行とが一体になる「知行合一」的な動きに持って行かねば、ある意味得たその知は本物にはなりません。
 つまり、学を学として知識に留めておく限り、殆(ほとん)どと言って良い程実際の生活において役に立たないものであって、「行を通じて血肉化する中で初めて自分のものにして行くのです」。
 日々の仕事あるいは社会生活で常に事上磨錬し己を鍛え上げ、知行合一を実践する中で自己人物を練り更なる精神の向上を図って行くこれを一生涯続ける結果として人物というものが出来上がり、勇気ある決断力・実行力・行動力を持った本物の人物になると信じています。
 今夜の「にんげん学」講座をライフワークにしていることも、皆様に何かあったとき、心学によって決断力・実行力・行動力となることを忘れないようにしていただきたいと願って行っているのです。
 山口、九州地区の皆さん今夜6時、小倉商工会館でお待ちしております。皆さん今日は知るとは行動するためということを確かにしてお過ごしください。
 
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
※運命開運相談。辯財天秘法姓名判断。家相、地相の相談等々ご相談ください。0774-44-5380(心華寺)。0832-22-7404(愛宕寺)。mail:bonsan01@wao.or.jp。相談したときから主体性のある本物の人生が始まります。相談料は一件につき五千円いただいております。
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※ご家族で修養しませんか!家族の絆が深まり、家庭内の憂いが無くなります。

✩先日23日徳山の工場群の夕日です。

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