社長のポストを間違えない
おはようございます。
昨日は旧のお正月、お正月に「にんげん学」大阪講座「老子を読む」、そして私の好きな語呂合わせで、2月5日で「ニコニコ」で「笑顔の日」良いですね、喜びの中で今年初の大阪市中央公会堂地下研修室での講座の始まりでした。ご出席の皆さんありがとうございます。今年も一年相変わりませずご一緒に学んで下さい。よろしくお願いいたします。
根幹を大事にという老子17章、人間は「人の上に立ちたがるから駄目になる」という老子独特の教え。
人生豊かでありたい、家族が会社が全員それぞれが力を発揮し、皆で盛り上げて行くには「上に立つ者が下にあることだ」と老子。なぜなら、木を見なさい「木は根が下に有り、幹が枝葉を支えているではないか」と明快に教えます。これができず直ぐに偉ぶり、嫌われる。何故好かれないのか、信頼されないのか反省しましょう。
成功し会社を少しずつ大きくし、社員さんが増え、そして会社をダメにしてしまう、とても残念な会社があります。それは、ここまでにした自分が偉いとばかりに慢心し、自惚れ「社長が社員の下におらず、根幹である社長が枝葉である社員を育てようとしないから」だというのです。
枝葉は柔軟でしなやかです。若いというのは柔軟でしなやかなのです。ところが、道理を知らない社長さんが「過去の成功の体験・経験で、社員の上に立って、指示し、仕事のやり方まで云々し、才能をつぶしてしまう」「上の顔色をうかがうだけに偏り、しなやかさを失った堅い人間を養ってしまう」ことになるのです。
「社員さんの才能を信頼し任せ育てれば、仕事は上手くいく」のです。老子の教えと同じように、山本五十六は「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」といっています。
会社が駄目になる原因の一つが、指示されたことをしなければ駄目社員と思われてしまう恐れから、社員さんが仕事をしなくなるのです。本来は「会社の理念を通して、個々の能力を発揮することが会社では大切であり、それが更に仕事を発展させ花も実も付けることになるのです」。いつも書いていますが、会社の理念は「利他」です。その最初の利他は「社員さんに向けることです」。
上に立つ人の仕事とはどのようなことでしょう。社員さんに「仕事での生きがを感じてもらうとです」「部下の方に力を発揮できる場を提供することです」「支えることです」。
根幹の役目、リーダーの役目が「支える」「育てる」「生きがいを与える」「喜びを知ってもらう」ことだと老子は教えています。
これは家庭でもおなじ事です。親がお子さんに指示命令をすることではなく、子供さんの能力、才能を伸ばす手伝いをすることなのです。
今日はNPOこころのはな「子ども食堂」を開店します。午後4時から7時まで開店します。今日の正午まで予約を受けつけております。0774-45-5561までお願い致します。小学生以下は無料。中学生以上保護者の方は300円ちょうだいしております。予約後のキャンセルの場合も必ずお電話を入れてキャンセル下さい。お待ちしております。
明日は「にんげん学」一宮講座「新・論語を読む」、明後日は「にんげん学」東京講座「老子を読む」です。学びは、自惚れ、慢心、精神の老化を防ぐことです。両会場で皆様にお目にかかれますことを楽しみににしております。
今日は、自分の役割、使命は何だろうと考えてみてはいかがでしょう。
世界平和をお祈りいたしましょう。Ｆｌｏｗｅｒ ｉｎ ｙｏｕｒ ｍｉｎｄ・ありがとう・心に華を咲かそう。
☆「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目：慈悲の心を持つ（思いやりは勇気）・質素倹約（物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる）・謙虚な心（争いを生まない）・一隅を照らす（ポストにベスト）。 合掌
※どのようなことでもご相談下さい。人生開運相談。辯財天秘法・開運姓名判断等々。電話：0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp 相談する勇気が幸運の扉をノックします。
※心華寺で一泊、プチ修行をし心身のリフレッシュをしませんか？いつでもお待ちしております。坐禅、読経、水行、写経、作務、食事作法、非日常体験で、新しい自分発見を。
☆「にんげん学」大阪講座ご出席の皆さんありがとうございます。来月は3月5日（火）です、来月もよろしくお願いいたします。
懇親会で誕生日を祝っていただきました。皆さんありがとうございます。感謝致します。
☆皆様からいただきましたお茶菓子です。皆さんありがとうございます。
