自我にとらわれない

おはようございます。

 今朝は昨夜からの雨が降っています。新しい週、梅雨でしょうか、足下に気をつけてと天の戒めかも知れません。一週間大切にお過ごし下さい。

 昨日厳修しました心華寺様「水子供養祭法要」おまいりありがとうございます。嬉しく思います。お子様はお喜びです来月も第2日曜日はおまいり下さい。「去る者は日々に疎し」といいます。これは、「 親交のあった人も、交流の機会が減って時間が経てば親しさもうすれていくものだ、あるいは、死んだ人のことはやがて忘れていくものだ」という意味です。
 忘れていくことは良いこともあります。しかし、忘れてはいけないこともあるのではないでしょうか、「結果こそ師」であります。教訓としなければいけないことを教訓とできなければ同じ過ちを犯すのです。
 「物は心によって変化し、境遇も心が作りだします。したがって、煩悩はすべて心の働きで生まれる」といいます。これは「自我にとらわれない」ことを言っています。自我とは、道理に従わず、添うこともせず、何でも自分の思いのままになることをいいます。
 自我で何でも思い通りになると思っている人には、悩みは尽きることがありません。永遠に悩み事で一生を終えることとなります。
 日々異なる様相を見せているのが現実。喜怒哀楽、人生にはどのような味わいも控えています。誰も完璧な人生を送っているわけではありません。誰もが完全平等な生活を過ごしているわけでもありません。心のバランスを保とうと思うならば、「人生に対する考え方を変えてみることです」。
 そうすることで、今まで大変なことだと思っていたこともたいしたことではないと気づき、悩まなくてもよくなることがあるのです。
 要するに、「生き方は自らが選ぶものである」のです。「悩みの大半は自らが探し出してきたものである」のです。
 心の中に気になることがあれば、何かと心配でたまらなくなります。その不安から逃れられず、離れられず、捨てきれず、頭の中はそのことで一日中ぐるぐると回る。すべて「我の為せる業」なのです。
 今夜は「にんげん学」京都講座「老子を読む」。賢者は「無我」「無為」の大切さを説きました。それは私たち凡人が余りにも、自我に振り回されている姿、自我の強すぎることを嘆いたからです。人は自我にとらわれすぎているので、様々な悩みを生むのだと、道理を示されたのです。

 「ポストにベスト」を無為としましょう。今夜午後6時半ウィングス京都でおまちしております。老子のTao、無為を学びましょう。
 一週間自我を捨てて無我無心にすごしてはいかがでしょう。クヨクヨせずに開き直れば、心の中が晴れ渡り、悩みは解消し爽やかに過ごせます。一度心学を覗きにお出かけ下さい。
     
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
☆「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。
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☆今朝の風景、早苗の中の小魚をついばむ白鷺です。

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