勝って誇らない

おはようございます。

 「にんげん学」東京講座「老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。あっという間に7月講座も終わりました。光陰矢の如し、諸行無常、常は無い、執着しないことが大切。執着はすべてを停滞させ、後退させ、頽廃させます。わかっていながら、ついつい執着し心を騒がす、だからこそ心学を学ぶ大事があります。
 一番こだわってはいけないのが勝ち負け。人生に勝ち負けを考えては楽しくありません。人生は勝ち負けではなく、自分を楽しく生かし切ることです。
 昨夜学びました老子31章「勝つことだけが美しいのではない」。勝っても誇らない人は堂々として、美しいのです。とは言いましても、やはり、負ければ悔しい、人の後塵を拝するのは悲しく悔しいことは疑いを入れません。だからこそ自分の人生を生きることです。
 勝つことは素晴らしい事でもあります。永年の努力が実って勝利を勝ち取ることは最高の快感であり、満足でもあります。一方で負けるということぐらい、みじめで悲しいこともないでしょう。
 ここで老子は考えよ、というのです。人間とはまったく不思議といいますか、愚かといいますか、天は公平なのでしょう。勝った人は慢心して怠るようになり、一方、負けた場合には「反省がある」のです。「なぜ負けたのか」「なぜ失敗したのかを見極めて、新しく自分を展開していく」、次に勝つための一歩を、「踏み出していく」のです。
 これに対して、勝ったものは、名誉を手にして、大いに得意になってしまう。仰々しく振る舞ってしまうことがあるのです。そうなると、いままで勝利を祝ってくれていた人たちが、陰で悪口をいうようになったり敵に回ってしまったり、心が離れてしまう。勝っても謙虚であれば、更に一歩前進していく気持ちも生まれるのです。
 心学を学び続ける価値がここにあります。勝っても負けても自分を失わないことの示唆があり、生きる姿勢を教えるのです。
 来月の講座は8月2日(金)です、来月も自分の心を学びましょう。お大事にお過ごしください。今日は慢心していないか、落ち込み過ぎていないかを考え、であるならば、どうすべきかを確かにしましょう。昨日の今日ではないのです。新たないい一日をお過ごしください。
 明日は第二日曜日「心華寺・水子供養祭法要」を午前10時より執行します。あなたしか知らない水子様へお供養する優しさが家庭円満とし、豊かな人生をもたらします。
 また午前10時より「朋友同信会」「仏道から学ぶ・幸せの法則」。テーマ「四法印四法印とは、「一切皆苦」「諸行無常印」「諸法無我印」「涅槃寂静印」。この世の悩みから解脱する法を開催します、ご参加の皆様お気を付けて入山ください。お待ちしております。

 

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
※運命開運相談。辯財天秘法姓名判断。家相、地相の相談等々ご相談ください。0774-44-5380。mail:bonsan01@wao.or.jp。相談したときから主体性のある本物の人生が始まります。相談料は一件につき五千円いただいております。
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✩「にんげん学」東京講座「老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。

Mさん、毎月お花をありがとうございます。Wさん、珍しいお菓子をありがとうございます。

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