誠意

おはようございます。
 今朝の宇治は一日晴れるような気配のある気持ちの良い朝です。

 最近は「大学」を中心に心学の書を読んでいます。今日も紹介したいとおもいます。
「その意を誠にすとは、自らを欺くことなきなり。
 悪臭を憎むがごとく、好色を好むがごとし。」大学伝六章。
 意は「「修身」への第一歩は「誠意」である。「誠意」とは自分自身を欺かないことである。
 悪臭を嗅ぐと本能的に「嫌だ」と感じるように「悪い心」が自分に芽生えたら本能的にそれを取り除く。
 美しい花や景色を見ると本能的に「素敵だ」「素晴らしい」と感じるように「良い心」が芽生えたら本能的にそれを実行するのである」。
 「誠意」とは、辞書をひくと「私利・私欲を離れて、正直に熱心に事にあたる心。まごころ。」と言う意味と出てきますが、ここで「誠意」とは「自分を欺かないこと」と言い切っています。
 「誠意=自分を欺かない」だけならば、誰でもが誠意を以て歩んでいることに他なりませんので、周りの人に通じるはずですが、「誠意」と言う文字の前には「正心」の言葉が隠れていることを知ることです。「(正しい心を持って)自分を欺かないこと」が「誠意」というのです。
 儒学では基本理念に「人のために何が出来るか」があります。これが「正しい心」です。
 儒学で重要な誠意とは、人のために「本能的にわき上がってくる善の心を誠実に行動に移す」心構えではないかと思います。
 いくら善言を用いたとしても、通じる人と、通じない人の差が「仁愛」「忠恕」にあるのです。いくら誠意といっても「思いやり」がベースになければ誠意とはならないのです。誠意だと思ってやっていることが「我利」になっていなかったか休日の今日、10月の後半を前にして反省しては如何でしょうか。充実の楽しい休日をお過ごしください。
 
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
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✩今朝の風景。

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