自分の真の立場に立つ

おはようございます。

　昨日は今年初の診察日、相変わらず病院は沢山の人、健康は最大の富、先生と看護師さんに感謝のご挨拶をしてきました。健康は最大の富、そのためには偏らない、執着しないバランスの良い生活を致しましょう。それには「心学」が善い、自分の心にブレーキをかけられるのは自分しかありません。
　心学を修めていても、自分を制御することは大いに難しいものがあります。こう自覚できれば「君子危うきに近寄らず」ができるようになります。ここに心学の書を何度も繰り返し学ぶ大事があります。
　お経にも同様の話がありますが、「荘子」（山木篇）に「自分の真の立場に立つ」として「目の前の利益にとらわれると自失の人生を送る」という話があります。※自失「自分で自分を見失うこと」。
　「ある日、荘子が雕陵(ちょうりょう)という垣根をめぐらした栗園の中を散歩していた。
前の方から、一羽の見なれないかささぎ（烏の一種）が飛んできて、栗の木にすっととまった。
荘子は、すそをまくり上げ、足早に近寄った。はじき弓を手にして、この鳥を射止めようとした。その大きなかささぎは、まったく、動こうとしない。いざ、射ようとして、静かに、また一歩二歩と近寄ってよく見ると、かささぎは、前にジーットしゃがんでいるカマキリをねらっている。
さらに近寄ってみると、なんと、カマキリは、木かげのセミをねらっているではないか。ねらわれているセミは、自分がねらわれていることを知らず、楽しそうに鳴いている。セミをねらっているカマキリは、かささぎにねらわれていることがわからない。かささぎは荘子にねらわれていることがわからない。
人間も利益という目標に夢中になって、そればかりに心を奪われると、本来の真実の心である「友情」と「愛情」、「お陰」を忘れて、自失の人生を送る」。
　という話です。いかがですか？。皆さん我を忘れていませんか？今の立場をどなたが与えて下さいましたか？、ポストをどなたが与えて下さいましたか？、あなたの留守（家・会社）をどなたが守って下されていますか？心学を修める大事がここにあります。大きな落とし穴、墓穴は感謝を失い、自分の力だと自惚れたときから、せっせと自分で穴を掘っているのです。
　今日はNPOこころのはな「子ども食堂」開店日、午後4時から7時開店です。今日の正午まで予約を受けつけています。0774-45-5561までお電話下さい。小学生以下は無料。中学生以上保護者の方は300円ちょうだいしております。予約後のキャンセルの場合も必ずお電話を入れてキャンセル下さい。ご来店お待ちしております。
　明後日は「にんげん学」東京初講座「老子を読む」です。東京地区の皆さん今年の初講座、皆様とお目にかかれますことを楽しみにまいります。
　今日は「正しい場所で挑戦する年！筋道を通せば繁栄あり！」を再確認してお過ごし下さい。
　
世界平和をお祈りいたしましょう。Ｆｌｏｗｅｒ　ｉｎ　ｙｏｕｒ　ｍｉｎｄ・ありがとう・心に華を咲かそう。
☆「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目：慈悲の心を持つ（思いやりは勇気）・質素倹約（物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる）・謙虚な心（争いを生まない）・一隅を照らす（ポストにベスト）。 合掌
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☆今日から日曜日までの予定
☆1月16日（水）NPOこころのはな「子ども食堂」開店日。午後4時から7時。小学生以下は無料。中学生以上保護者の方は300円ちょうだいしております。当日正午までご予約を受けつけます。予約後のキャンセルの場合も必ずお電話を入れて下さい。ご来店お待ちしております。

☆1月18日（金）「にんげん学」東京初講座「老子を読む」。午後6時半〜8時半。
○会場：東京都中小企業会館8F。住所：東京都中央区銀座2-10-18。電話：03-3542-0121。
○会費：3千円。講座修了後懇親会があります。会費は別途いただきます。自由参加です。
○資料は準備しております、筆記具ご持参下さい。お茶の用意はありません各自ご用意下さい。
○お問い合わせ：0774-44-5380までお願いします。

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