言葉を発せず反省を促す

おはようごいざいます。

「にんげん学」東京講座ご出席の皆さんありがとうございます。一ヶ月に一度しかお目にかかれないことは残念ですが、また来月お目にかかれることを思いますと、別れることにも又別の楽しみがわいてきます。6月は19日(金)です、お会いできますことを楽しみにしております。
昨日は比叡山修業時代のことが思い出される話、師のお顔が思い浮かびました。論語、陽貨(ようか)第17、20条、獅子が我が子を谷に落とす心境かもしれません。「孺悲(じゅひ)、孔子を見んと欲す。孔子辞(こうしじ)するに疾(やまい)を以てす。命(めい)を将(おこな)う者戸(ものこ)を出づ。瑟(しつ)を取りて歌い、之(これ)をして之を聞かしむ。」。
この条を読む度に師に叱られ、長いときは一年も言葉をいただけなかったことを思いだします。
意は「孺悲が孔子に面会したいと申し出た。しかし孺悲は当時何か罪を犯すことがあったかして、孔子はこれに会うことを屑(いさぎよ)しとしなかったものであろう、病気を口実に面会を謝絶した。そして取り次ぎに立った者が孺悲の帰りを送って戸外に出ると、孔子は直ぐに瑟を取り出して弾きはじめ、これに和して歌を歌い、その瑟の音と歌の声とを孺悲に聞かせて、実は病気でないことを悟らせた。」。
諸葛亮(しよかつりよう)の「泣いて馬謖(ばしょく)を斬る」という言葉も思い出します。師が弟子を、上司が部下を育てる、教えることはなかなかに難しいことです。時には孔子が弟子に対した態度も大切かもしれません。「親の意見と冷や酒は後で効く」といように、下にいるとき注意されたことや叱られたことで上司を怨み疎遠(そえん)にしてしまう愚は避けなければなりません。
「叱られているときが花だ」などという言葉もあります。また耳の痛い話は聞きづらいかもしれませんが、それを聞くようにしなければいけません。
可愛い弟子に対する師の心情が表れている条です。この条の話はいくつになっても肝に銘じておくべきだと読む度に思います。。慢心しますと耳障りの悪い言葉に反感を覚え大切な人と疎遠になり、絶縁になるというようでは未熟のそしりは免れません。素晴らしい週末をお過ごしください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
名古屋駅で「味噌かつ弁当」を買いました。


富士川橋です。昨日はあいにく富士山は雲の中でした。

Mさん毎月お花をありがとうございます。

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