行動する前に調べる

おはようございます。

　私はいつも書いていますが、虚弱体質で生まれましたので、すべてにおいて人並みとはいきませんでした（人並みの定義はわかりませんが？）。だからでしょうか、幼少の頃から歴史物の小説が好きで、よく読んでいました。そして頭の中で空想し遊んでいたようです。
　長じて比叡山に登り、様々な書に触れるようになって、今ライフワークにしています「心学の書」にも触れるようになったのです。これも歴史書が好きだったことがあったのでしょう。「人生いかにあるべきか！」。
　聖典の書はすべからく、「行動する目的を得たら」先ず「行動する前に調べよ」と教えています。どうすれば結果、成果が出るのかを示し教えてくれるのです。先日も書いていますが、職業は違っても、人心、人の物事に対することは余り相違はありません。物事に対する姿勢で事の成否が別れるのです。
　そこで先人に学ぶことが重要となるのです。論語、述而（じゅつじ）第7、27条に「子曰く、蓋（けだ）し知らずしてこれを作る者あらん。我れは是れ無きなり。多く聞きて、其の善き者を択（えら）びてこれに従い、多くを見て之を識（しる）すは、知るの次なり」。
　訳「よく知らないのに作りはじめる者もいるが、私にはとてもできない。意見を聞いてよいものを取り入れ、書物を参考にして多くのものを見て覚える。「知る」ことはその次の段階である。「作る」ことはもっと先のことだ」。
　いかがです、これを読めば、なるほどと思うでしょう。このようにあることを知らなかった時は、闇雲に初めて「三日坊主でおわった」。
　学びますと、「行動指針が明快になり、目標を確かに出来るのです」。「温故知新（故きを温めて新しきを知る）」という論語、為政（いせい）第2、11にある有名な章句もあります。先人から習って初めて、「自分らしくて新しいやり方を生みだすことができる」ということです。
　「心学の重要性」がここにもあります。幾つ何歳になっても、誤ちはあります。時に「修正」「正す方法」がなければ、せっかくの人生を空しくしてしまいます。
　明晩は「にんげん学」京都講座、克己学「老子を読む」。人様のことをぐずぐず言っても何も進みません。急がば回れ、老子の柔弱に学びましょう。最強の兵法の書といわれる「孫子」が最も引用した老子のTao、不思議ですね、柔弱の教えを多くの武将が学んだのです。
　それは創造発想のインスピレーションは、自身が作り上げるものではなく、周りから「受けとるものと老子から学び孫子は知った、そして行動とした」からです。大きな力を発揮したいと考えているのなら、「大きな受容性に気づくか否か」です。それを「習う」「学ぶ」といいます。明日6時半「ウィングス京都」でお待ちしております。
　今日は第2日曜日心華寺・金港辯財天様「水子供養祭法要」です。午前10時から行います。あなたしか知らない水子の霊様です。お話とご焼香にお出かけ下さい。
　そして今日はNPOこころのはな第28回「ひきこもり女子会」を12時～15時開催します。今日は「バーベキュー」をしながら楽しく美味しく話し合い、聞き合いをしましょうという企画です。お待ちしております。
　今日はじっくりと調べることを考えて休日をお過ごし下さい。

世界平和をお祈りいたしましょう。Ｆｌｏｗｅｒ　ｉｎ　ｙｏｕｒ　ｍｉｎｄ・ありがとう・心に華を咲かそう。
☆「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目：慈悲の心を持つ（思いやりは勇気）・質素倹約（物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる）・謙虚な心（争いを生まない）・一隅を照らす（ポストにベスト）。
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☆心華寺に入山した当時からの信者さんのEさんがお嬢さんとお孫さんをお連れになりおまいりくださいました。三代続いてのおまいりうれしいですね、ありがとうございます。お孫さんの健やかな成長をお祈り致します。

☆山吹の花が咲きました。皆さん今日は心華寺・金港辯財天様「最強のラッキーな参拝日」。おまいりください。