楽しんで学ぶ

おはようございます。

 昨日から愛知県名古屋に本社があります「株式会社モビテック様」の新入社員研修禅寺合宿研修会にてお話をさせていただいております。そして今夜は「にんげん学」神戸居酒屋講座「論語を読む」、明日は一宮講座「新・論語を読む」、明後日は東京講座「老子を読む」と続いております。各講座ご参加の皆様楽しみにでかけます。
 私は「楽しみながら学ぶ」ということを旨としております。今夜と明日の講座は「論語」を皆さんとご一緒しております。「こうしなければ」と余り強く思わずに「できるようになることを楽しみに学んでいます」。

 このようにあることで今日まで皆様と共に長く学び合えていると確信しております。人は、同じ学びをしたとしても、人様との理解度、応用・活用が同じペースとはなりませんし、一度理解できたとしても、相手によって応用が出来ない場合もあるのです。そこに繰り返し学ぶ大切さがあります。
 論語、学而第1、1条はあまりにも有名ですが、論語を皆様とご一緒したいと思わしめた大好きな条です。「子曰く、学びて時にこれを習う、また説(よろこ)ばしからずや。朋(とも)遠方より来たる、また楽しからずや。人知らずして慍(いきどおら)ず、また君子ならずや。」。
 訳は「学んでは折りに触れておさらいをすると嬉しくなる。心通じる友が遠方から訪ねてくると楽しくてならない。人に理解されなくとも気にしないのは君子というべきだ」。
 孔子は何を私たちに求めたのでしょう。
1、悟る喜び。「学びて時にこれを習う」とは、学習、観察を通じ、人生に対する考え方や知識を充実させ、それによって絶えず自らの見識を検証していくことが精神的な喜びになる。したがって、「また説ばしからずや」となるのです。
2、自分で楽しむ。学ぶ人は精神的な一人遊びを重んじますので、往々にして世間から理解されず、受け入れられないときがあります。だからこそ、心の通じ合う友が遠方からはるばる訪ねてくれることはとても珍しいことであり、同じ道を語り合う喜びも尋常ではない。
 このようにいろいろと解釈できますが、昨日から研修にお出でいただいていますように、楽しんで学んでいますと、教えの指さすとおりの現実となるのです。そして今夜からの3日間のように師友の皆様とも出会えたのです。で、「人知らずして慍(いきどおら)ず、また君子ならずや」となるのです。

 人様から理解をしていただけないからといって傲慢になって、人様に世間様に腹を立てるなどもってのほかなのです。
 心学を学ぶということは、閉塞感、行き詰まり感を持たなくなるのです、だから楽しい。楽しいから人が集まってくるといっても過言ではありません。

 学ぶことで評価されるため、いいポジションや仕事をもらうためなどと我欲で学びを楽しめずにいては、願いは叶うはずもなく、人生を愉しめないのです。
 楽しみましょう学びを、自分を豊かにしていくのですから。こんな楽しいことはないのです。神戸地区、愛知・一宮地区、東京地区の皆さん、各地でお目にかかれますことを楽しみにまいります。
 株式会社モビテックの新入社員の皆様、明日の夕方までご精進下さい。皆様も今日は楽しんでお仕事をしているか否かを考えてみてはいかがでしょう、よい一日を。
 
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
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☆昨日の夕景です。

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