自分で限界を決めていないか

おはようございます。

 「にんげん学」神戸居酒屋講座「論語を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。論語は対人関係の指南書、あらゆる人間関係の話が出てまいります。そして行動するための手引き書です。自分の行動を確かにできるのがありがたいことです。
 何度も書いていますので私の幼少時の知識、気力の無さ、行動力の無さはよくおわかりのはずです。向上心が湧き行動力も変わったのはやはり、修行に入り、心学を学んだからです。
 論語、雍也(ようや)第6に「冉求曰(ぜんきゅういわ)く、子の道を説(よろこ)ばざるに非ず、力足らざるなり。子曰く、力足らざる者は中道にして廃す。今汝は画(かぎ)れり。」
 訳「冉求が言った。「先生の説かれる道を喜ばないわけではありませんが、ただ何分にも私の力が足りませんので、行うことができません」。
 先生がおっしゃった。「力が足りないかどうかは、力の限り努力してみなければわからない。力の足りない者は途中で倒れるまでのことだが、今、おまえは始めから見切りをつけてやろうとしない。それではどうにもしかたがない」。
 研修生の皆さんに人生で大切なことの一つに「チャレンジ」であることをお話しします。ここで、孔子と弟子の冉求の対話にありますように、多くの若者達が「自分で限界を決めてしまっている!」ことを憂慮しています。
 このような条を書きますとパワハラのようですが、長い人生の中ではチャレンジ精神は大切な要素です。「冉求という弟子が」、「先生から学ぶのは嬉しいのですが、もうついてはいけません」と弱音をはいたのです。幼少の頃の私がこのような考え方で何一つやりとおすことはありませんでした。
 孔子は、「精魂尽きるまで努力して途中でたおれるならわかるが、始めから自分で限界を決めてしまってはどうにも仕方がない」と教えているのです。
 若い人に限らず自分で限界を決めてしまう人、やる前から諦めている人が多いように聞きます。一生懸命に汗水流して働く人を、冷ややかな馬鹿にしたような目で見ている若者がいることにも驚かされます。ビジネスもスポーツも、倒れるまでとはいいませんが、一つのことを努力したり、自分が思う限界を超えるまで頑張ってみると、意外なところから突破口が開けるのです。何よりも自分に自信がつくのです。そして次のステップが見えてくるのです。
 私は心学を学ばなかったら今日は無かったと心学に感謝しております。神戸居酒屋講座ご出席の皆さん、皆さんも限界を少し超えられますようご精進ください。来月は5月28日(火)です。来月もご一緒に学んでください。
 株式会社モビテック研修生の皆さん夕方までご精進ください。読者の皆様もチャレンジの一日でありますよう。

 今夜は「にんげん学」一宮講座「新・論語を読む」愛知、中部地区の皆さん会場でお待ちしております。今日はご自分で限界を作っていないかをチェックしてみましょう。


    
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
※運命開運相談。辯財天秘法姓名判断。家相、地相の相談等々ご相談ください。0774-44-5380。mail:bonsan01@wao.or.jp。相談したときから主体性のある本物の人生が始まります。相談料は一件につき五千円いただきます。

✩研修生の皆さんにお薄を一服、一期一会の世界。

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「にんげん学」神戸居酒屋講座ご出席の皆さんありがとうございます。

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NPOこころのはな「子ども食堂」ご来店ありがとうございます。次回の開店日は5月1日です。当日正午まで予約を受けつけます。0774-45-5561。小学生以下は無料、中学生以上保護者の方は300円ちょうだいしております。予約後のキャンセルも必ずお電話を入れてキャンセルしてください。ご来店お待ちしております。

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