ぶれるから向上できる

おはようございます。

　「にんげん学」京都講座「老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。学べば頑(かたく)なならず、という教えがあります。頑固にならない、自分の考え方にばかり固執しないということです、大切にしたい教えです。
　身だしなみを整えるには鏡、心の身だしなみを整えるためには「教えを保つこと」「原理原則を持つこと」「師を持つこと」です。
　ゴルフのタイガーウッズ選手が14年ぶりにマスターズの優勝を飾りました。長い間いろいろな事を言われながらも、ぶれずに精進し続けた、やはりスターは凄いですね。スポーツ選手は衆目にさらされます。そのなかで心身共の修養を為さなければ上達しません。
　師は現実の師、そして「書の中にいる師」があります、私淑（ししゅく）することです。私淑とは「尊敬する人に直接には教えが受けられないが、その人を模範として慕い、学ぶこと」です。まさに皆さんとご一緒に学んでいます古典の世界の中の先生に師事しているのです。
　私たちは「ぶれるようにできています」それは「感性があるからです」。向上心があると言ってもよいでしょう。影響を受けるように感性がある。感性、五つの感覚器官がいつも外に向かって働いているのです。それは自身の「心身を守るため」「惑わされるためではない」のです。ですから、「守る、大切にする目的を持ちませんと」この五感、感覚器官に惑わされ、ぶれっぱなしになってしまいますと、どうすることもできない人生となってしまうのです。
　そこで「鏡」が大事なのです。「心身を正す鏡が学び」です。どんな人生としたいのかです。仕事で人生をダメにする人はいません、「人間関係でダメにする」のです。
　仕事は「決まり事がありますので」スムーズにいきますが、「人間関係での決まり事は、相手によって変わるのです」。その上に、自分の気分によっても相手に対する態度も変わります。日々の人様への正しい思いやりのある対応力が人生を大きく左右するのです。
　縁に出会い私たちは影響を受けます。影響を受けるのは是としても、五感が奪われて人生をダメにするようではいけません。自分自身の心が外に行きっぱなしにならないようにするのが「心学の要」。五感・感覚でとらえたものを自身の人生のアイデアとしてプラスすることです。それが「心学を鏡とする効果」。
　前にも書きました、音読はデトックス効果。知識を確かにするには「メンタル」「心を確かにすること」。
　ウッズ選手も自分を云々されたときには「相当に堪えたはずです」。耳は眼は汚されたけれども、心は汚されなかった故の復元力・復活です。彼にも師はおり、自分の心を見失わなかった「書」があったのでしょう。
　来月もご一緒に学びましょう。知ったから出来る、違います。私たちは慢心するのです。来月の京都講座は5月13日（月）です。ウィングス京都で再会しましょう。皆さんの魂の戻る場所。
　今日は、ぶれる心を引き戻すものを持っているかどうかを確かめてはいかがでしょう。そして日々心の身だしなみを整える書の鏡を確かめて下さい。
　今日から二泊三日「株式会社様モビテック様・平成31年度新入社員研修禅寺合宿研修会」があります。受講生の皆様お気を付けて入山下さい。
　明日はNPOこころのはな「子ども食堂」を午後4時から7時開店します。明日の正午まで予約を受けつけます。0774-45-5561。小学生以下は無料。中学生以上保護者の方は300円ちょうだいしております。ご来店お待ちしております。
　そして「にんげん学」神戸居酒屋講座「論語を読む」です。対人関係の指南書「論語」をご一緒に学びましょう。会場の「南薩摩旨いもん・キリシマ山荘」さんでお待ちしております。
　
世界平和をお祈りいたしましょう。Ｆｌｏｗｅｒ　ｉｎ　ｙｏｕｒ　ｍｉｎｄ・ありがとう・心に華を咲かそう。　　　　　　　合掌
☆「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目：慈悲の心を持つ（思いやりは勇気）・質素倹約（物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる）・謙虚な心（争いを生まない）・一隅を照らす（ポストにベスト）。
※どのようなことでもご相談下さい。人生開運相談。辯財天秘法・開運姓名判断等々。電話：0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp 相談する勇気が幸運の扉をノックします。
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☆「にんげん学」京都講座「老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。来月は5月13日（月）です。楽しみに一ヶ月復習いたします。