人生は旅

おはようございます。

 昨日夕方下関・愛宕寺様に入りました。29日の「お花祭り」まで滞在します。近隣の皆様お訪ねおまいりください。
 それにしましても最近、駅も新幹線も人が一杯、結構なことです。ご家族連れでの旅には充分お気を付けてお出かけください。
 旅は道連れ世は情け、人生は旅。道連れ如何で愉しくもなり、辛い旅にも、人情豊かにありたいものです。やはり、我利我利の人とは共にしたくありません、思いやりのある支え合える人とご一緒したいものです。そのためには自らが利他の人間でありましょう。
 御仏、ご本尊様へのお供えは「香華灯」の三つが基本です。これら三つはすべて「利他・慈悲」の姿を現しています。お香も、お花も、お灯明も、自らの身を人様のために尽くし見返りを思わないのです。「教えの心を心としなさいという御仏の教えです」。
 これらの三つは六波羅蜜(ろくはらみつ)の「忍辱(にんにく)=花」「精進=香」「智慧=灯明」三つを実践しましょうという教えを表しています。

 日常の暮らしの中での無理のない修養で素晴らしい人格が常と出来るのです。先人が家の中心にお仏壇、先祖供養を置いた理由に頭が下がります。

 花が咲くまではいろいろな試練を乗り越えじっとした中で美しい花を咲かせます。辛抱、忍辱があってのことです。
 お香の香りの清々しさは何ごとにも努力する一途な心、清らかな心、一心清浄を表します。

 灯明は周囲のすべてを照らし、慈悲を施す仏の心、智慧を表します。智慧とは知識ではありません、思いやり、利他の実践が出来ることをいうのです。
 これらはすべて見返りを願わない心です。この三つは自ら誇りません。このようにあれば、どなたも、あなたを大切にするのです。世の争いは「我利から起こる」のです。教えを心として人生の道中の道連れとすれば、道は平安で平らな道となるのです。

 ところが見返りを願ったり、評価を願ったり、人よりもと欲を思いますと、せっかく平らな道を自らの心でガタガタ、凸凹の不安定な道として、道中が穏やかでなくなり、業欲の道連れの人と歩まなければいけなくなるのです。

 類は友を呼ぶ、利他の人には利他の人が集まり、我利の人には我利の人が集まるのが道理です。
 因果応報、善因善果、悪因悪果。どのような人生の道連れが良いのかは、皆さんは存分におわかりでありましょう。「先ず教えを道連れとして人様と歩むことです」それが豊かで安心で繁栄の道を歩むこととなるのです。善因善果。
 明日は下関・愛宕寺様「月例幸福開運護摩祈願祭祈り愛法要」。祈り愛の慈悲を実践する愉しい法要。楽しみにお待ちしております。午前10時から行います。
 皆様も教えを心として今日はお過ごしください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
※運命開運相談。辯財天秘法姓名判断。家相、地相の相談等々ご相談ください。0774-44-5380。mail:bonsan01@wao.or.jp。相談したときから主体性のある本物の人生が始まります。相談料は一件につき五千円いただいております。
※心華寺でプチ修行をしませんか、修行僧と同じメニューで一日を暮らします。非日常の体験をしますと、自分を客観的に見ることができるようになります。チャレンジ下さい。一泊二日:一万円。 合掌

愛宕寺の玄関で明日皆様をお待ちしております。「月例・幸福開運護摩祈願祭祈り愛法要」午前10時からです。お待ちしております。

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