幸福とは

おはようございます。

　四季の中で好き嫌いはありませんが、夏になりますと「蚊に悩まされます」。どうも、私は虫に好かれるタイプのようで、皆さんの蚊取り線香の役目を負っているようです。このくらい少しは役に立てという思し召しなのだと思っています。
　蚊に刺されるからといって夏が嫌いになるというわけではありません。俗諺に「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」というものがあります。これは「その人（物）を憎むあまり、それに関わるすべてのものが憎くなることのたとえ」です。こんな風な人間にだけはなりたくないものです。
　思いというものは大切です。「幸せは探し求めなくとも身近にある」ということがようやくに理解できるようになったようです。若い皆さんには、早く悟っていただきたい。
　私たちは十分に幸せなはずなのに、今以上に幸せを求めて不幸な感情に苛まれているという方をよく拝見します。周りを観察すれば、幸福が近くにあることに気づくはずです。それに気づきませんと「どんどん幸福は身辺から逃げ出してしまいます」。
　幸福が逃げ出さないためにも、しっかりと感謝すべきです。
　「幸福とはすでに手元にあるものをすべて慈しむことです」。「今の自分を大切にし、今の自分を愛してくれる人をありがたくおもうことです」。そして「今自分が愛する人を大事にする。そうすれば、幸福は更に増えるのです」。
　不平を言う人、不満を言う人を皆さんは好きですか、一緒になって不平不満を言いますか、きっと、そんな暮らしにイヤになるはずです。
　身近な人たちを大切に思う心を持てば、もっと真剣にいきようと思えるようになります。人生を、自分を支えてくれる人たちを大切にする心を大切にしたいですね。きっと人生に良い影響を及ぼし、楽しく生きることとなるはずです。そして楽しい友が沢山慕い集まってきます。私は信じています。

　明晩は「にんげん学」東京講座「老子を読む」です。東京地区の皆さん、銀座2丁目、東京都中小企業会館8Fでお待ちしております。
　
世界平和をお祈りいたしましょう。Ｆｌｏｗｅｒ　ｉｎ　ｙｏｕｒ　ｍｉｎｄ・ありがとう・心に華を咲かそう。
☆「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目：慈悲の心を持つ（思いやりは勇気）・質素倹約（物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる）・謙虚な心（争いを生まない）・一隅を照らす（ポストにベスト）。
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