人間通になる

おはようございます。

 「にんげん学」東京講座「老子を読む」ご出席の皆さんありがとうございます。Tao、道に添って歩むことほど楽しい人生はありません、東京へ確かに行けるという電車に乗っていれば楽しくなる思いと同じです。賢人の書を読む度にワクワクします。良寛禅師の詩の如くすべて帝則に従っているのです。それを無為と老子はいいました。
 我利、作為的に歩むから狭い世界を生きて不自由な暮らしとなります。老子は「バカになれる人になれ」といっています。バカになれるとは、道理に従い、強さを誇示するな、知ったかぶりをするな、ということです。老子は謙下、水の心、柔弱こそ最強、謙虚さを失うな、と教えています。道理に従えば利口ぶるなど恥ずかしいことだと老子はいうのです。
 対人関係で大切なことは「人間通」になることです。どうすれば人間通になれるのでしょう。老子は「人様を受け入れよ」と言います。要するに「相手を知りなさい」ということです。目の前の人を知りますと、「何を望んでいるのかがわかるからです」。ところが世間の人の知識人を拝見しておりますと、その逆をやっている、どれほど自分が物知りかという話をして嫌われているのです。
 必要な物や仕事を提供できることが「人間通」なのです。いくら知識、スキルを高めても、相手が何を求めているのかを分からずでは手の施しようが無いのです。
 孫子老子に「己を知り、敵を知る百千危うからず」と学んだのです。人生は戦いではありませんが、人様を知ることができれば、人様が何を欲しがっているのかが、分かりますと、たとえ自分が出来なくとも、できる人を提供できるのです。目の前の人にメリットを提供できるのです。その結果、自然に又新たな人間関係が構築され世界が広がるのです。
 他を知ることは大切ですが、「己を知ることはそれ以上大事」です。老子は自分を知る人のことを「明知の人」と言ったのです。己を知らない故に、己の人生に己自身で敗れることとなるのです。
 人間通になりますと次から次へと人の輪を大きく広くできます。楽しんで己を修めましょう。来月の東京講座は7月12日(金)です、来月もご一緒ください。無知の知をお忘れありませんように。
 今日から一泊二日心華寺では「M&Uスクール」が開校されます。受講生の皆さんお気を付けて入山ください。
 週末土曜日一週間をじっくりと振り返りたいですね。
 
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
※運命開運相談。辯財天秘法姓名判断。家相、地相の相談等々ご相談ください。0774-44-5380。mail:bonsan01@wao.or.jp。相談したときから主体性のある本物の人生が始まります。相談料は一件につき五千円いただいております。
※心華寺でプチ修行をしませんか、修行僧と同じメニューで一日を暮らします。非日常の体験をしますと、自分を客観的に見ることができるようになります。チャレンジ下さい。一泊二日:一万円。
※ご家族で修養しませんか!家族の絆が深まり、家庭内の憂いが無くなりますます。

✩「にんげん学」東京講座ご出席の皆さんありがとうございます。Mさん毎月のお花感謝いたします。Sさん、青森出張のお土産ありがとうございます。

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