未来を見通す目

おはようございます。
 
 「信念とは 時を見通すことをいう
  別れが来れば 出会いが来る
  崩壊が極まれば 創造が始まる
  必ずそうなる
  ただし それには少し時が必要だ。」
 昨夜東京講座で学びました老子32章です。今は厳しい暑さ、蝉が耳をふさぐほどに鳴いています。月の満ち欠けも、蝉がいつから鳴き始め、いつ静かになるのか、わかりませんが、自然界は巡り来たり、確かに生滅の姿を見せております。確かに耳にして目にして感じているのに、分からない。その大きな自然のTao、道に感謝しなければいけません。確かに偉大なる恩恵を受けているのです。
 自然界の木々が新芽の胎動を始めるのは、極寒の時期。
 極寒を全身で感じることで、見えない未来へのトキメキを感じ始めるのです。
 極寒時の内的胎動のない木々は芽を出すことはできません、それは死です。
 私たち人間はどんな人でも、現象的には、発展の時、頂点の時、衰退の時、忍耐の時を繰り返すのです。この摂理には例外はありません。物質が陰陽で生ずるように、時というものも、陰陽の創造原理をもつからです。
 しかし、現象世界を見ていながら、狭い自分の世界観に生き、知的概念で生きている人は、この陰陽の法則を理解せず、不運を恐れるのです。衰退の時、忍耐の時に至っても、内的胎動、トキメキを感じられないのです。「新たな芽吹きのチャンスだと感じられない」のです。Taoを知らない不運を恐れる人間は、目先の現象に右往左往し、リズムを壊してしまうのです。大きな世界にTaoに生かされていることに感謝できないからです。
 たとえば経済的に不安になり、その不安から株に手を出したり、借金をしたりして借金を抱え込む、これは本来の創造のリズムから離れ、自身が作りあげる苦痛となるのです。このような知的現代人は利口の手から水が漏れるの譬えの如く、苦悩を自ら作り上げるのです。
 自然世界は、未来を見通す目を持っています。知る知らないという人間的相対的価値観ではなく、信念という道を信ずる、時を見通すTaopowerに目覚めましょう。
 暑いですね、暑い暑いと言いながら、涼しいときが至る未来を見通し、暑さで今を忘れ明日を見失い怠惰な暮らしをして苦の種を成長させないように今日も一日無為無心にポストにベストで過ごしましょう。9月の東京講座は9月13日(金)です。お大事にお過ごしください。
 明日は第一日曜日です。心華寺・金港辯財天様「月例・幸福開運祈願祭祈り愛法要。盆施餓鬼法要」です。未来の幸運の祈りと、ご先祖様への感謝の祈りを捧げましょう。感謝の祈り、お陰様の祈りを捧げられる人が「幸運を招く人です」。午前10時お待ちしております。
 思っていても行動が無ければ後悔となります。行動こそ幸運を招きます。素敵な週末をお過ごしください。

 

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
※運命開運相談。辯財天秘法姓名判断。家相、地相の相談等々ご相談ください。0774-44-5380(心華寺)。0832-22-7404(愛宕寺)。mail:bonsan01@wao.or.jp。相談したときから主体性のある本物の人生が始まります。相談料は一件につき五千円いただいております。
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※ご家族で修養しませんか!家族の絆が深まり、家庭内の憂いが無くなります。

✩「にんげん学」東京講座ご出席の皆さんありがとうございます。Mさん、毎月お花をありがとうございます。来月9月13日も元気にお目にかかりましょう。

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