楽しむ人生
おはようございます。
「にんげん学」一宮講座「老子を読む」第1回、ご出席の皆さんありがとうございます。老子は論語と違い感性の世界です。老子は「老子道徳教」といい老子の直感的な命の「詩」でもあります。道徳と言われるように、自然の徳を大切に暮らしなさいといいます。人的価値観の中、それに囚われすぎずに自分の徳に素直になり暮らしましょう。ということです。
論語も老子も同じ事が言えますが、先日も書いていますように、世界と世界観とでは比べようもなく、世界の方が広いわけであって、そこで千差万別の人と人として暮らしていく私たちは、ああでもない、こうでもないと言って、切磋琢磨するのであればよろしいのですが、口角泡を飛ばし争い楽しめない人生を送るのはやめましょうと諭しているのです。
自分の人生を楽しく築いて行くのに、人様との価値観で争うのはやめませんか?と老子は「不争の徳」「謙下の徳」を教えるのです。知の多少や広狭で争うのが人生ではないよ、自分の人生を構築するのが人生だと教えているのです。
知識、技術が大事であればあるほど、その言葉に執着せず、イキイキと楽しく日々を暮らしましょうと、楽をするためではなく、「楽しむ人生」を、と教えるのです。老子を繰り返し体読していきますと、心穏やかになり、財物や地位によらず楽しめる人生となるのです。価値観を持つのであれば豊かで自由な価値観、縛られずにイキイキと夢に向かう価値観です。
一宮講座ご参加の皆様、来月は9月12日(木)です。知的世界に縛られ、言葉にとらわれず、感性を解き放ち楽しく生きる老子のTao道を来月もご一緒ください。
今夜は「にんげん学」東京講座「老子を読む」です。東京地区の皆さん会場にてお目にかかりましょう。
今日は固定観念を解き放ち、目の前の姿形をそのままにご覧になって感じ見てはいかがでしょうか、新たな素晴らしさが感じられるかもしれません。そして又違った輝きが見えることでしょう。
✩「にんげん学」一宮講座ご出席の皆さんありがとうございます。Nさん、皆様へお菓子をありがとうございます。