学びの原点に戻る

おはようございます。

 「にんげん学」神戸居酒屋講座「論語を読む」ご出席の皆さん、昨夜はありがとうございます。論語泰伯(たいはく)第8の最後は先人の偉大な人の国造り、人材に対する話しでした。孔子は述而(じゅつじ)第7で言っていますが、孔子は「述べて作らず」と。先人の偉大さ、素晴らしさを大切にすることで一人よがりの国造りや社会造りをするのではなく、過去にこんなに素晴らしい国造りをしたことがある人がいるのだと、それをお手本とするのだと、歴史から学ぶことを率先したのです。

 温故知新が教えるように、人間の偉大さ、愚かさは過去にいっぱいあります。そこから学び理想の社会造り、人間関係造りを目指したのです。だからこそ今日まで論語は学び続けられているのです。

 社会は人が作るものですが、人を学ぶ人が意外に少ないのに驚きます。そして、いろいろな人がいるにもかかわらず、はっきりとした必要な人物像を持たずして人を求めていることです。それ以上に、自分がどんな人間を目指すのかも考えていない人が多いのにも驚かされます。いわゆる人としての「目標」です。是非「心学」を学び「なりたい人物像を描いてください」。

 私は体調が優れなかったり、物事が上手くいかなかったときには、教えにしたがって、最小限の食事をするようにしてしています。いわゆる自然治癒力を高め体調を戻すようにしています。そうすることで以外と早く回復するのです。

 事が上手く行かなかった場合には学びの原点に戻り論語、学而第1の「子曰く、学びて時に之を習う。亦説(よろこ)ばしからずや。朋有り(ともあり)、遠方より来る。亦楽しからずや。人知らずして慍(いきど)おらず、亦君子ならずや。」に戻ります。

 訳は「孔子はおっしゃいました。習ったことを、機会があるごとに復習し身につけていくことは、なんと喜ばしいことでしょうか。

友人が遠方からわざわざ私のために訪ねてきてくれることは、なんと嬉しいことでしょうか。

 人が私を知らないからといって不平不満を言うことはありません。これを君子と言うのではないでしょうか。」

 事がならなかった場合には、教えに従い自反し復習し、学び直すことにしています。そうしますと、今まで以上に気づきを多く出来て悦びを多くするのです。

 世間の人の中には、何かで上手く行かなかったとき、役に立たないとばかりに、新しい学びをする方が多くありますが、教えがそんな簡単に身につくはずもなく、思考に我欲ばかりが募るような生き方となってしまうのです。けっして落ちついた人生とはなりません。

 失敗したり、上手くいかないときも人生は多くあります。そんなときは学び直すことだと一層今日は思うようになっています。

 神戸居酒屋講座「論語を読む」12月本年最終講座は12月10日(火)です。本年の最終講座です。「薩摩旨いもんキリシマ山荘」さんでお待ちしております。

 今日は何かあったら、戻ることを意識してお過ごしください。

 

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
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✩「にんげん学」神戸居酒屋講座ご出席の皆さんありがとうございます。

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