成果に心を奪われない

おはようございます。

　「にんげん学」小倉初講座「老子を読む」、お寒い中ご出席をいただきありがとうございます。皆様の学びの姿勢にいつも見習わせていただいております。
　今朝も寒い朝です、どうぞお体大切にお過ごしください。
　老子30章に「果にして矜(ほこ)る勿(なか)れ、果にして驕(おご)る勿れ、果にして已(や)むを得ざれ、果にして強（きょう）なる勿れ。」と、人に勝つことばかりを望み、成果を得て傲慢（ごうまん）になることを戒めています。私たちが心貧しくなる原因の一つが「学ばなくなる」「教えたがること」にあります。会社が駄目になる、人間的に駄目になる、人材が育たないのは、社長や上司が、学ばずに教えたがる、又は知って実践しないことにあります。
　故に人の長所を見る心、目を失い、欠点ばかりを見るという傲慢さにあります。一言で言えば「謙譲心、謙虚な心を失なっている」、経営に大切な「情報を得る意識の欠落になっている」「成長進化の意識を失っている」のです。そのような行動だから会社を日々破滅に導いていくのです。
　果の字を多く用いているのは、成果にばかり、結果にばかり意識が奪われて、「視野狭窄（しやきょうさく）」に陥(おちい)っている証を戒めているのです。人間の短所と欠点は、思い込んだら一途になるところです。私もただただ一筋の道を信じ真っ直ぐに歩み、自分の傷つくのは良しとしても、善言をよしとして相手に強要する、人の心を傷つけるという、強なる勿れを絵に描いたような行動、愚言を弄し、人心を失うことを多くしました。
　今年は「正しい場所で挑戦する年！筋道を通せば繁栄あり！」道は利他、共存の世界。我利で道を勝手に解釈し墓穴を掘るようなことのないようにしましょう。来月の小倉講座は2月26日（火）であります。師友の皆さん来月もよろしく学び合いましょう。
　今日は果にとらわれないことを思い新年1月最後の休日をお過ごしください。
　
世界平和をお祈りいたしましょう。Ｆｌｏｗｅｒ　ｉｎ　ｙｏｕｒ　ｍｉｎｄ・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。 合掌
※運命開運相談。辯財天秘法姓名判断。家相、地相の相談等々ご相談ください。0774-44-5380。mail：bonsan01@wao.or.jp。相談したときから主体性のある本物の人生が始まります。
✩幸せ小路に雪が積もっています。

✩Mさんがご自宅の庭で咲いています可愛いお花をお持ちくださいました。Mさんありがとうございます。




✩1月28日明日よりブログが下記のアドレスの変わります、ご注意ください。
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